国際大会での連勝記録
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/26 17:35 UTC 版)
「松本薫 (柔道)」の記事における「国際大会での連勝記録」の解説
2010年は1月のワールドマスターズ2010から12月のグランドスラム・東京2010まで国際大会では7大会連続優勝で総計34連勝を記録して、1年間を国際大会無敗で過ごすことになった。しかし2011年1月のワールドマスターズ2011の決勝で敗れたため、国際大会での優勝は7大会連続優勝でストップすることになった。また、国際大会での連勝記録も37連勝でストップと相成った。 日本の女子選手では谷亮子が1996年12月の福岡国際から2007年9月の世界選手権まで約11年9ヶ月かけて13大会連続優勝(個人戦のみの記録で団体戦は含まないが、団体戦を含めるとワールドカップ団体戦に2度出場して、そこではそれぞれ3位及び5位と敗れているので、それ以降に出場した1999年1月の福岡国際から10大会連続優勝ということになる)を果たしているが、それに次ぐ記録となった(他にも、48 kg級の浅見八瑠奈は2009年1月のワールドカップ・ソフィアから2010年2月のワールドカップ・ブダペストまでの約1年1ヶ月、また、52 kg級の中村美里は2009年2月のググランプリ・ハンブルクから2010年5月のグランドスラム・リオまでの約1年3ヶ月の間に、それぞれ国際大会で7大会連続優勝を成し遂げている、但し浅見の場合はユニバーシアード団体戦での優勝も含めると8大会連続となる)。 さらに外国選手に対する連勝記録としては、2009年12月のグランドスラム・東京2回戦から2011年1月のワールドマスターズ準決勝まで35連勝を記録することとなった。なお、テレビ東京がグランドスラム・東京2011の放映において松本に言及した際(2011年12月10日放送分)、松本は対外国人選手との戦いで34連勝を記録したと報じたが、実際には2009年12月のグランドスラム・東京20092回戦から2011年1月のワールドマスターズ2011準決勝までの約1年1ヶ月の間に35連勝しており、34連勝というのは誤報である。(参考資料:ベースボールマガジン社発行の近代柔道バックナンバー、全柔連ホームページの大会結果)。 連勝数ラウンド対戦相手内容ワールドマスターズ2010 (2010年1月16日) 優勝1 1回戦 朱柱蓉 (中国) 一本勝ち (横四方固) 2 準々決勝 ブクバラ (ギリシャ) 一本勝ち (小内巻込) 3 準決勝 カラカス (ハンガリー) 一本勝ち (上四方固) 4 決勝 宇高菜絵 (日本) 優勢勝ち (指導2) グランドスラム・パリ2010 (2010年2月6日) 優勝5 1回戦 イスラスバレホ (メキシコ) 一本勝ち (袖釣込腰) 6 2回戦 ラリッツァ (フランス) 一本勝ち (横四方固) 7 準々決勝 ロコ (フランス) 一本勝ち (大内刈) 8 準決勝 カラカス (ハンガリー) GS技あり優勢勝ち (浮腰) 9 決勝 リボー (フランス) 一本勝ち (腕挫十字固) グランプリ・デュッセルドルフ (2010年2月20日) 優勝10 1回戦 レギス (イギリス) 一本勝ち (横四方固) 11 2回戦 フランセン (オランダ) 一本勝ち (小外掛) 12 準々決勝 サブルディナ (ロシア) 一本勝ち (縦四方固) 13 準決勝 徳久瞳 (日本) 一本勝ち (合技) 14 決勝 モンテイロ (ポルトガル) 一本勝ち (送襟絞) グランドスラム・リオデジャネイロ2010 (2010年5月22日) 優勝15 1回戦 ファルコ (ブラジル) 一本勝ち (横四方固) 16 2回戦 メルニコワ (ロシア) 一本勝ち (横四方固) 17 準々決勝 クインタバレ (イタリア) 一本勝ち (袖釣込腰) 18 準決勝 フィルツモザー (オーストリア) 優勢勝ち (指導2) 19 決勝 モンテイロ (ポルトガル) 優勢勝ち (指導2) 2010年世界柔道選手権大会 (2010年9月11日) 優勝20 1回戦 ボンチャルー (タイ) 一本勝ち (腕十字固) 21 2回戦 ベンステッド (オーストラリア) 一本勝ち (大外刈) 22 3回戦 パヴィア (フランス) GS一本勝ち (横四方固) 23 準々決勝 ルペティ (キューバ) 有効優勢勝ち (谷落) 24 準決勝 カプリオリウ (ルーマニア) 一本勝ち (横四方固) 25 決勝 モンテイロ (ポルトガル) GS一本勝ち (小外刈) 2010年アジア大会 (2010年11月15日) 優勝26 1回戦 ライ (ネパール) 一本勝ち (小外掛) 27 準々決勝 テン (カザフスタン) 一本勝ち (上四方固) 28 準決勝 林妍姫 (北朝鮮) 有効優勢勝ち (小外刈) 29 決勝 金珍迪 (韓国) 有効優勢勝ち (小外刈) グランドスラム・東京2010 (2010年12月12日) 優勝30 1回戦 カーミッシェル (アメリカ) 一本勝ち (崩上四方固) 31 2回戦 フランセン (オランダ) 技あり優勢勝ち (小外刈) 32 準々決勝 佐藤愛子 (日本) GS優勢勝ち (判定2-1) 33 準決勝 連珍羚 (台湾) GS一本勝ち (崩上四方固) 34 決勝 平井希 (日本) GS一本勝ち (横四方固) ワールドマスターズ2011 (2011年1月15日) 2位35 1回戦 ハイン (ドイツ) 一本勝ち 36 準々決勝 パヴィア (フランス) 技あり優勢勝ち 37 準決勝 ベロリン (スペイン) 一本勝ち (横四方固)
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