四神の主
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/02 07:19 UTC 版)
東 竜紀(あずま たつき) 主人公、水の守護神・青龍の主。高校1年生。金髪碧眼。勇亀也の弟である実鶴也と顔が似ている。中学の時は子供っぽいと言われていたが、高校では結構モテている。しかし色恋沙汰にはやや鈍感。トラブルに巻き込まれることが多い(飛び降り自殺をしようとした女子を助けるため反動で川に落ちたり、崖から落ちて足首を捻挫したり)。 父親は生まれてすぐに亡くなっており、母親は女優業をしている。 元気で勇敢。時には仲間を助けるため命すら賭けてみせる。また、とても優しい性格であり、敵であるアムルカを傷つけずに捕らえるよう黄龍に頼んだり、魔王に取り付かれた人間を殺さずして魔王をはがしたりする。最後には大魔王の魔力で引き起こされた津波を自分の力全てを使って止めさせた。また、竜紀以外の主がアムルカに襲われた時は全て竜紀が助けていて、最後に竜紀が襲われた時は3人で助けた。 南 朱鳥(みなみ あすか) 火の守護神・朱雀の主。高校1年生。竜紀の家の隣に住んでいる。茶色のかかった黒髪と赤みのある瞳。入学初日は竜紀が寝ている間にセーラー服に着替えさせ、自分は竜紀の学ランで登校するといういたずらをした。それ以降も何度か虎ノ介が竜紀用に買ったセーラー服を寝ている間に着させている。10歳の頃まではショートヘアーにしていたのだが、ある時ちゃんとした女の子になろうと決意してそれからはずっと伸ばしている。その伸ばした髪はツインテールに結んでいる。小さい頃男の子のように振舞っていたので、喧嘩が強い。美形でスタイルもよいのだが、男勝りな性格なため同じ中学の人からは恐れられていた。怒ると小さい頃の言葉遣いに戻ってしまう(自分の事を「オレ」と呼ぶ)。それでも女の子らしい所があったりする。竜紀のことが好き。 西 虎ノ介(にし とらのすけ) 風の守護神・白虎の主。高校1年生。あだ名は「虎(竜紀)」「虎ちゃん(朱鳥)」。黒髪と金色のかかった瞳。竜紀の親友。大病院の息子で高校には首席入学した。中学の時ですでに大学レベルを超えるほどにIQも高い。今の高校に入学した理由は「竜紀と一緒にいたかったから」。竜紀以外友達がいないらしく、竜紀にベタベタしている勇亀也に嫉妬していた。「自分も含めて皆嫌いで好きな人間は竜紀ぐらい」と言っていた。 また、顔がよくて女の子にかなりモテるのだが、冷たい性格でよくひかれてしまう。 北 勇亀也(きた ゆきや) 土の守護神・玄武の主。高校1年生だが、長期欠席のために1年留年している。灰色の髪と薄い緑色の瞳。他の3人は制服が多いが、勇亀也だけは第1話の表紙以外ジャージを着ている。歌舞伎界の御曹司で、3歳の時に初舞台を果たしている。元々は不良の仲間だったらしい。喧嘩は今でも強い。趣味はバンド。 8年前山の別荘へ家族で旅行に来ていた時、弟の実鶴也と遊びに出て崖から落ちてしまった。勇亀也は山を下りようとして谷の方へ迷い込んでしまい倒れていたのを3日後救助隊に発見されたが、実鶴也は死体すら発見できず、7年後死亡とされた。そのショックで学校を長期欠席し、留年となってしまった。実鶴也にそっくりの竜紀に実鶴也を重ねているのか、竜紀にベタベタしている。左目の泣きぼくろは「あんまり泣きすぎてついちゃった」と女の子を口説く常套手段として使っている。
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