商標大丸マークとは? わかりやすく解説

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商標大丸マーク

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/23 11:17 UTC 版)

大丸」の記事における「商標大丸マーク」の解説

創業時の「大文字屋」の名は、京都五山送り火の「大文字にちなん付けられた。名古屋進出にあたり「丸」中に「大」の字をあしらった商標使い始め広く一般に大丸」と呼ばれるようになった「丸」宇宙表し、「大」の文字は「一」と「人」を組み合わせて成り立っていることから、「天下一商人になろう」という志を示した江戸進出に際しては、このマーク染め抜いた萌黄地の風呂敷大量に作り商品包んで運んだ。その風呂敷が派手で非常に目立つものだったため、江戸っ子の間で話題となり、開店前から多くの人に認知されようになった風呂敷自体江戸前期には銭湯に行くときにすら使われていなかったのにもかかわらず大流行することになった大丸江戸店での風呂敷売上は、1750年寛延3年)には14,500だったが、1828年文政11年)には60,670と4倍に増加商人ばかりでなく、一般庶民品物を運ぶ際に使う当たり前の道具として定着することになったかくして大丸屋は、越後屋(現:三越)、白木屋(現:東急百貨店)と並ぶ江戸三大呉服店称されるまでになったのだった1913年大正2年)に類似商標区別するため、おめでたい七五三にちなんで「一」の左端3本、「人」の字の下端左に5本、右に7本のひげをつける改定行って登録、以来70年渡って親しまれた。 1983年CIによりシンボルマークは「孔雀ピーコック)」をデザイン化したものに変更され、現在に至っている。ただし正式な社章は現在も「七五三ひげの大丸」で、呉服包装一部店舗心斎橋店南館屋上下関大丸など)の外装にも残されている。 2010年3月大丸松坂屋百貨店発足後は、各店の正面入口脇の店名銘板表示も、「丸に大」のマークと「大丸 創業1717年」と記されるようになったちなみにそれ以前銘板は、上部に「丸に大」のマーク孔雀の羽縁取られ、その下に「株式会社大丸 The Daimaru, Inc. 」と記されたものであった。特に心斎橋店のものは「創業1717年」の文言当初から記されていた。なお、梅田店正面入口銘板孔雀モチーフとしたCIマークに「DAIMARU UMEDA」と記されたものであったが、2011年4月19日増床グランドオープン合わせ丸に大」のマークのものに変更された。

※この「商標大丸マーク」の解説は、「大丸」の解説の一部です。
「商標大丸マーク」を含む「大丸」の記事については、「大丸」の概要を参照ください。

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