和琴ミンミンゼミ発生地とは? わかりやすく解説

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オヤコツ

(和琴ミンミンゼミ発生地 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/11/04 11:17 UTC 版)

オヤコツ
和琴山
標高 216.1 m
所在地 日本 北海道
川上郡弟子屈町
位置 北緯43度35分05秒 東経144度18分46秒 / 北緯43.58472度 東経144.31278度 / 43.58472; 144.31278座標: 北緯43度35分05秒 東経144度18分46秒 / 北緯43.58472度 東経144.31278度 / 43.58472; 144.31278
山系 屈斜路火山群
種類 溶岩円頂丘
オヤコツ (北海道広域)
オヤコツ (日本)
プロジェクト 山
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オヤコツもしくは和琴山(わことやま)は、北海道川上郡弟子屈町にある標高216.1mの山である。山頂には二等三角点「和琴山」が設置されている[1]

概要

屈斜路火山群を構成し3万4000年前ごろに火山活動で形成された溶岩円頂丘とされ[2]、現在は屈斜路湖和琴半島の最高峰となっている。なお現在も活動しており、オヤコツ北側の屈斜路湖畔には「オヤコツ地獄」と呼ばれる噴煙が昇る場所があるほか、南側の半島の付け根には和琴温泉が噴出している。また半島全体にはミンミンゼミが生息しており、北海道東部では唯一ここでしか鳴き声を聞くことができない[3]

山名はアイヌ語の「オ・ヤ・コッ(尻が陸地にくっついている)」が語源である。元々は半島全体を指す地名であったが1921年大町桂月が「和琴」の漢字を当てて現在はこの名称が親しまれており[3]、「オヤコツ」は半島の最高地点の山を指す山名となっている。

登山

和琴半島探勝路が整備されているため半島を一周することができ、途中にはオヤコツ地獄を見る事ができる場所がある。しかしオヤコツ山頂への道路は整備されておらず、藪漕ぎをして登る必要がある。南側の方が傾斜が緩やかだが距離が短い北側から登られることが多い。

脚注

  1. ^ 基準点成果等閲覧サービス”. service.gsi.go.jp. 2025年11月4日閲覧。
  2. ^ 2. 屈斜路カルデラ”. 産業技術総合研究所. 2025年11月4日閲覧。
  3. ^ a b kawayu-eco-museum-center (2017年3月1日). “和琴半島自然探勝路 - 川湯ビジターセンター”. 2025年11月4日閲覧。


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