志計礼辺山
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/10/20 10:16 UTC 版)
| 志計礼辺山 | |
|---|---|
| 標高 | 581 m | 
| 所在地 |  日本 北海道 川上郡弟子屈町 | 
| 位置 | 北緯43度27分12秒 東経144度20分15秒 / 北緯43.45333度 東経144.33750度座標: 北緯43度27分12秒 東経144度20分15秒 / 北緯43.45333度 東経144.33750度 | 
| 山系 | 阿寒知床火山列 | 
|  プロジェクト 山 | |
志計礼辺山(しけれべやま)は、北海道の川上郡弟子屈町にある標高581mの山である。
概要
阿寒知床火山列を形成す一峰で、弟子屈町・標茶町の境界線が通る尾根上にある日永山から弟子屈町側に伸びた尾根の先端部に位置する。
かつては「シケレベンベツエヤニシリ」と呼ばれていたとされ、アイヌ語の「シケレベンベツ・エアネ・シリ(シケレベンベツ川(キハダの木のある川)・尖った・山)」が語源とされる[1]。
登山道は存在しないため主に残雪期に登られる。国道241号から奥春別林道へ入ったあと分岐で奥春別支線林道へ進み途中で林道東側の尾根へ登って山頂を目指すのがメインルートである。
日永山
志計礼辺山から南西に伸びる稜線に位置する標高574mの山で、山頂は北東から南西にかけて細長く、南部は標茶町と弟子屈町の境が通っている。登山道がないため志計礼辺山同様に主に残雪期に登られる。
風光山
日永山から南東に連なり、標茶町と弟子屈町の境に山頂がある標高537.5mの山で、二等三角点「當別岳」が設置されている[2]。「當別」の由来は現在の鐺別川に由来し、アイヌ語の「トウ・ペッ(倍になる・川)」が由来とされる[1]。こちらも志計礼辺山・日永山と同様に登山道がないため主に残雪期に登られる。
脚注
- ^ a b 『弟子屈町』弟子屈町史編さん委員会、1981年。
- ^ “基準点成果等閲覧サービス”. service.gsi.go.jp. 2025年10月20日閲覧。
- 志計礼辺山のページへのリンク

 
                             
                    





