志葉玲
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/29 02:19 UTC 版)
志葉 玲
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生誕 | 1975年(49 - 50歳) 東京都新宿区 |
教育 | 帝京大学法学部卒業 |
職業 | 戦場/環境ジャーナリスト 市民活動家 |
活動期間 | 2001年- |
志葉 玲(しば れい、英語: Rei Shiba / Rei Shiva 、1975年 - )は、日本のジャーナリスト。
人物・来歴
東京都生まれ。1997年帝京大学法学部卒業後[1]、番組制作会社でディレクターとして勤務した後、2001年からジャーナリストや市民活動家として活動を行っている。2002年1月から「志葉玲」というペンネームを使用するようになる。イラクやパレスチナでの取材の他、国内での地球温暖化対策[2]や原発関係の取材[3]、日本の難民受け入れや収容等の入管問題[4]も取材している。2022年4月にウクライナでの現地取材を行う[5]。Yahoo!ニュース エキスパート[6]、SPA!、東京新聞などでの記事執筆や講演活動をしている。
市民活動家としては、イラク戦争勃発直後である2003年3月22日から4月6日までイラクの首都のバグダードのドーラ浄水場においていわゆる「人間の盾」として滞在し[7]、 2009年11月から、イラク戦争の検証を求めるネットワークの事務局長として、英国のイラク戦争検証委員会をモデルとした、日本のイラク戦争支持の是非等の検証を日本政府に求める活動を行った[8]、また、「武器輸出反対ネットワーク」においては特に日本企業によるイスラエルに対する武器の生産に関連する科学技術の輸出に反対する政治活動を行っている[9]ていた。
増山麗奈と結婚したが[10]、2022年6月に離婚した[11]。
著書
- たたかう! ジャーナリスト宣言―ボクの観た本当の戦争(社会批評社、2007年)
- 川田龍平いのちを語る(写真 明石書店、2007年)
- ガザ通信(写真 青土社、2009年)
- イラク戦争を検証するための20の論点(共著 合同出版、2011年)
- 原発依存国家(共著 扶桑社新書、2013年)
- 13歳からの環境問題ー「気候正義」の声を上げ始めた若者たち(かもがわ出版、2020年)
- 難民鎖国ニッポンーウィシュマさん事件と入管の闇(かもがわ出版、2022年 深読みNowシリーズ2)
- ウクライナ危機から問う日本と世界の平和:戦場ジャーナリストの提言(あけび書房、2022年)
脚注
- ^ イギリスにできてなぜ日本にできない英のイラク戦争検証から何を学ぶか、2011年1月29日
- ^ 「メガソーラーより全然良い!福島の少年が見た日本再生の切り札とは」『Yahoo!ニュース エキスパート』2021年7月14日。
- ^ 「東電福島第一原発事故は何も収束していない - 文・写真=志葉玲(ジャーナリスト) | 市民メディアActio
- ^ 志葉玲『難民鎖国ニッポン』かもがわ出版、2022年。ISBN 978-4-7803-1208-9。
- ^ 志葉玲「「プーチンよ、嘘をつくな!」ロシア軍が住民虐殺を行った街・ブチャで見た遺族の涙」『SPA!』2022年4月15日。
- ^ “志葉玲の記事一覧”. Yahoo!ニュース エキスパート. 2025年6月29日閲覧。
- ^ 「人間の盾」志葉 玲の報告 - ウェイバックマシン(2017年4月18日アーカイブ分) - REPORT | 志葉 玲 [ REI SHIVA ] Official Web Site
- ^ イラク戦争を検証する委員会設置を要請
- ^ 武器輸出反対ネットワーク
- ^ 早野透「「花を咲かせ」若者が歩く」『朝日新聞』2006年2月20日。
- ^ @reishiva (13 June 2022). “【ご報告】それぞれが自身の活動を優先することを尊重し、私、志葉玲は、画家/映画監督の増山麗奈さんと、円満離婚しました。今まで我々二人を応援してくれた皆さん、有難うございました。夫婦ではなくなりましたが、引き続き、それぞれを見守っていただくこと、何卒よろしくお願い致します。”. X(旧Twitter)より2025年6月29日閲覧.
外部リンク
- 公式ウェブサイト
- X
- 志葉玲のページへのリンク