参加車両・レース規定の変遷
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/30 07:59 UTC 版)
「スポーツカー世界選手権」の記事における「参加車両・レース規定の変遷」の解説
1953年 2座席。ドアを有すること。タイヤ露出不可。 1958年 排気量を3L以下に制限 1962年 シリーズ名称を国際マニュファクチャラーズ選手権に変更するとともに、タイトルを量産GTに与えることに。Div.1(1L以下、64年以降1.3L以下)、Div.2(2L以下)、Div.3(2L以上)の3クラスにそれぞれチャンピオンシップ。 1963年 排気量無制限プロトタイプカー対象にプロトタイプトロフィー制定(~65年) 1966年 国際マニュファクチャラーズ選手権の対象をGTからプロトタイプに。GTの呼称をスポーツカー(連続する12ヶ月に50台以上製造)に改め、新たに国際スポーツカー選手権を制定。 1968年 プロトタイプカーの排気量を3Lまでに、スポーツカーの排気量を5Lまでにそれぞれ制限の上、両カテゴリーによる国際メーカー選手権に。 1969年 スポーツカーの生産台数を50台から25台に緩和。 1972年 シリーズ名称を世界メーカー選手権に。5Lスポーツカーを排除し、参加車両を排気量3Lまでのオープントッププロトタイプカーに限定。 1976年 選手権タイトルを市販車ベースに大幅な改造を加えたグループ5車両「シルエットフォーミュラ」に与えることに。従来の3Lプロトタイプ(グループ6)は別シリーズ世界スポーツカー選手権として開催(1978年には欧州選手権に格下げ)。 1981年 選手権にドライバー部門を新設。シリーズ名称を世界耐久選手権に。 1982年 グループC規定導入。排気量無制限のクローズドボディプロトタイプ。燃料使用総量制限(レース距離により給油回数制限)。燃料タンク容量100L。最低重量800kg。 1984年 燃費規制を、給油回数から使用可能総量で制限に変更。最低重量850kg。 1985年 燃費規制を強化。メーカーから参加チームに選手権対象を変更。 1986年 シリーズに耐久レースだけでなく短距離レースも加え、シリーズ名称を世界スポーツプロトタイプカー選手権に変更。 1989年 レース距離を480kmに統一。チームに全戦参加義務。最低重量を900kgに引き上げ。排気量3.5リットル(F1と同一)、最低重量750kg、燃費規制なしの「カテゴリー1」規定導入(従来のC1は「カテゴリー2」に)。 1991年 シリーズ名称をスポーツカー世界選手権に変更。カテゴリー1を主体に。従来のカテゴリー2も最低車重を1,000kgに引き上げ参加可能。ル・マン24時間を除きレース距離を430kmに。 1992年 カテゴリー1に一本化。ル・マン24時間、および鈴鹿1000kmを除きレース距離を500kmに。
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