南田家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 11:19 UTC 版)
「ひまわり (1996年のテレビドラマ)」の記事における「南田家」の解説
南田のぞみ〈24〉 演 - 松嶋菜々子 本作のヒロイン。台東区谷中在住。身長172cm、乙女座。明るく人の心を思いやる長所を持っている。一部上場企業である「アルプスフーズ」に勤務していたが、バブル崩壊の影響で所属する営業2部の廃止が決定する。運よく開発部へ異動の話が持ち上がるが、結婚を考えていたことが会社に知られ開発部ではなく県外の工場勤務の辞令が降りる。この人事は会社のリストラだとわかり、のぞみは自ら退職する意思を固め、達也が起こした事件がきっかけで弁護士を目指すことになる。 一度は同じ大学の先輩・関口と婚約寸前になるも仕事をとるため破談に。母の同級生である赤松に恋心を抱くも叶わなかった。 一方、星野とは当初は対立しながらも次第に惹かれていく。 南田あづさ 演 - 夏木マリ のぞみの実母(達也の義母)。職業は獣医。20年ほど前に出ていった徹を今も待っている。家事は不得意。 さっぱりとした性格だが、うらら曰く「理屈っぽい」。 悩むのぞみには「自分が決めた道は失敗じゃない」と諭す一方、会社を辞めたと聞いたときには「安っぽいプライド」と戒める。 南田薫乃(ゆきの) 演 - 藤村志保 のぞみの祖母(徹と優の母にあたり、あづさの姑)。のぞみからは「ゆきのちゃん」と呼ばれる。夫・鉄造は時計職人で、1973年に死別。もとは諏訪に住んでいた。自称「こう見えて苦労してきた」らしい。 物事に動じず、茶目っ気がある。綺麗好き。困ったときには笑ってごまかす。趣味は俳句。得意料理はちらし寿司。のぞみが幼い頃から南田家の台所を預かっており、味付けは薄味が基本。 南田徹 演 - 寺泉憲 のぞみと達也の実父。達也が生まれる頃に南田家を出て20年が経つ。 あづさの友人だった潮見桂子との間に達也を授かり、あづさと達也の実母、そして生まれてくる達也からも逃げ出した。 南田達也〈19〉 演 - 遠藤雅 戸籍上ではのぞみの弟だが、実は腹違い(のぞみはあづさの子、達也は潮見桂子の子)。オシャレに夢中な予備校生。飄々と受け答える。 実母は存命だが別の男性と結婚している。生まれたときに父が家を出た為、戸籍の父の欄は空白のままで認知されていない(里子に出されようとした達也を薫乃とあづさが南田家で養子縁組した)。 不義理な父の帰りを今でも待つあづさに不満がある。 リキ / 語り 声 - 萩本欽一 南田家の飼い犬。名前の由来は力道山から。上野不忍池弁天門生まれで10歳(人間に換算すると約56歳)。元は野良犬だったが、8年前、バイクにはねられたところを達也に拾われ、あづさの治療を受けて南田家の一員になった。のぞみに叶わぬ恋心を抱いている。語りの中では家族を「のぞみ嬢ちゃん」「あづさ先生」「薫乃ばあさん」「達ぼん」などと呼ぶ。
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