十二次とは? わかりやすく解説

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十二次

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/11 09:19 UTC 版)

十二次(じゅうにじ)とは、古代中国天文学における天球分割法の一つで、天球天の赤道帯にそって西から東に十二等分したもの。各次の名称は、星紀(せいき)・玄枵(げんきょう)・娵訾(しゅし)・降婁(こうろう)・大梁(たいりょう)・実沈(じっちん)・鶉首(じゅんしゅ)・鶉火(じゅんか)・鶉尾(じゅんび)・寿星(じゅせい)・大火(たいか)・析木(せきぼく)。戦国期以降に行われ、太陽惑星の位置や運行を説明するための座標系として使用された。特に重要な用途が二つあり、第一は木星の十二次における位置で年を記すことであり、第二には、季節ごとの太陽の位置を十二次で示し、二十四節気の移動を説明することである。


  1. ^ 『崇禎暦書暦引』 高橋至時 句読、渋川景佑 編 刊本3冊. 出版社不明. (1855) 
  2. ^ a b 歳星紀年法”. 2020年12月3日閲覧。
  3. ^ 暦Wiki/十二支 - 国立天文台暦計算室”. eco.mtk.nao.ac.jp. 2020年12月3日閲覧。
  4. ^ a b c d 歳星紀年法”. 2020年12月3日閲覧。
  5. ^ 貴重資料展示室049 月と暦 - 国立天文台暦計算室”. eco.mtk.nao.ac.jp. 2020年12月3日閲覧。
  6. ^ 『崇禎暦書暦引』 高橋至時 句読、渋川景佑 編 刊本3冊. 出版社不明. (1855) 


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