北井一夫
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北井 一夫(きたい かずお、1944年12月26日 - )は、日本の写真家。満州国鞍山生まれ。日本大学芸術学部写真学科を中退。1975年、初期の『バリケード』、『三里塚』などルポタージュ性の強い作風から、のちに『いつか見た風景』、『村へ』など、失われつつあった日本の農村の原風景などをテーマにした作品に移行し評価を高めたが、『フナバシストーリー』など新興住宅地の生活を軽く明るく取った作風なども見られ、常に時代と向き合い作風を変化させながらも、その中にいつかどこかで見た懐かしい風景といった印象を与える作品が多い。第1回木村伊兵衛写真賞を受賞。[1]
- ^ a b c d e f 東京都写真美術館 事業企画課
- ^ a b c d e f g 北井一夫作品集3 カラー補足版 抵抗
- ^ 『アサヒカメラ』1977年6月号 P218
- ^ a b c 産経ニュース『流れ雲旅』北井一夫 つげ義春と失われた風景 2016.6.4 09:44
- ^ Recruit 展覧会・イベント 北井一夫「時代と写真のカタチ」展
- ^ 北井一夫写真展「COLORいつか見た風景」を開催 キヤノンマーケティングジャパン株式会社 2014年1月8日
- ^ “三里塚のイカロス スタッフ”. 2017年8月6日閲覧。
- ^ FRANJA 橋本伊津美 - 今はもう失われた日本の原風景を旅する「写真集 流れ雲旅」2016/5/30
- ^ ワイズ出版公式サイト
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