出演者の反対
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「そこまで言って委員会NP」の記事における「出演者の反対」の解説
日本テレビでの放送ができない最大の理由として、たかじんの猛烈な反対があった事があげられる。実際にたかじんは生前、番組内にて「東京の放送局(=日本テレビ)には絶対に放送させない」「東京で放送が決まった場合は番組を打ち切る」と、何度も発言していた。これに基づいて、日本テレビは、「故人の遺志を尊重したい」と、今後も東京での放送の可能性がないことを明らかにしている。また、これまでどの東京のメディアも出演を断っていたが、本番組が日本テレビでは放送されない全国放送だということで出演したゲストも少なくない。 「やしきたかじん#東京の放送局での仕事を極力避ける」も参照 番組に度々出演している花田紀凱のインタビューでは、番組の人気の理由を「出演者の言い切り。東京で流すと皆の発言が2割減になる」と述べ、東京で放送しない理由として「東京でやると言い切ることを阻害される。言葉狩り的な圧力がかかってくるからです」と発言していた。 DVD『超・国防論』の発売記者会見のインタビューでたかじんは「東京は民度が低い。そんな民度の低い連中に見せることもないやろ」と発言。 この件については、たかじん1人だけが反対しているわけではなく、パネリスト(レギュラー・準レギュラー・ゲスト)にも反対派が多い。理由は本番組と同様の発言を(日テレを含めた)在京キー局(ローカル局)で行った場合、降板や該当局の出入り禁止となることが多いためで、「東京では放送が成立しない」「東京で放送されたらここまで言えない」と出演者が常々口にしている。以下は具体例。 橋下徹 当時レギュラー出演していたTBSテレビ『サンデージャポン』で、本番組で発言した(この時には抗議はなかった)のと全く同じ発言(中国での買春は中国へのODAみたいなもの、という内容)をしたところ抗議を受け、最終的には降板させられた。 田嶋陽子 TBSテレビ『(特)情報とってもインサイト』で本番組と同様の発言をしたら、降板させられたと主張。 金美齢 過去に本番組で発言しているような内容で、在京キー局の番組を幾度となく降板させられたと本人は主張。 勝谷誠彦 ワイドショーや情報番組、(テレビ朝日『やじうまプラス』、日テレ『ザ!情報ツウ』→『スッキリ』では「自分のコメントが全て台本に書いてあった」と主張。テレビ朝日の番組(『ビートたけしのTVタックル』、『サンデースクランブル』など)内で対馬における韓国人観光客の傍若無人ぶりを非難する発言や竹島問題についての発言を、本番組と同じ内容で発言したところ在日韓国大使館から抗議を受け、『サンスク』を降板させられた。さらにテレビ朝日上層部が「勝谷みたいな奴を使うな」と発言し、この理不尽な扱いに、本番組の放送の中で上層部の実名こそ出さなかったが、復讐をほのめかす発言をした(出入り禁止にならなかったものの『やじプラ』は2007年3月で降板〔本人曰くクビ〕になり、その後は『タックル』のみの出演になった)。 TBSテレビ『ピンポン!』で皇位継承問題について本番組と同じような発言をしたところ番組をクビになったと2007年7月29日放送分で主張。『産経新聞』のインタビュー「憂国のコラムニスト 勝谷誠彦」にて、「たかじんさんもスタッフも、東京で放送したいなんて全く思っていないからね。むしろ、東京だけに放送させない。東京以外の全国ネットでやりたいと言っているし、僕もそう思う」と述べていた。さらに、在京キー局や(在京キー局に追随する)一部の地方局の理不尽なまでの過度な報道規制・偏向報道を危惧し、このままではいずれ首都圏は情報過疎地になると番組内で警告。理不尽な在京キー局の報道規制を「東京は平壌である」と比喩した程である。
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