公州道とは? わかりやすく解説

公州道(第34連隊)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/02 15:31 UTC 版)

大田の戦い」の記事における「公州道(第34連隊)」の解説

一方、公州道方面における遅滞戦闘命じられた第34連隊は、第3大隊天安の戦い壊滅したことから、その戦力アイレス中佐第1大隊のみであった第1大隊は、M24軽戦車 4両および工兵D中隊支援受けて地形障害活用しつつ、待ち伏せ攻撃離脱繰り返して効果的な遅滞戦闘展開していたが、11日午後、ついに公州北側水村付近第4師団捕捉され軽戦車のうち3両を喪失する損害受けた。 しかし、第34連隊攻撃していた北朝鮮軍第4師団は、開戦以来2週間以上にわたって攻撃続けていたうえに、アメリカ空軍阻止攻撃曝されていたことから、疲労損害がかなり蓄積しており、戦闘力はかなり減耗していたことから、第34連隊離脱成功した7月12日午後、第34連隊大田再編成した第3大隊合流し錦江線の守備についた

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公州道(第34連隊)

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大田の戦い」の記事における「公州道(第34連隊)」の解説

公州道正面においては、第34連隊引き続き防御当たった連隊アイレス大隊機動予備としての機動防御構想したが、機動防御必要な通信機材は不足していた。さらに、同連隊が車嶺山脈において適切な遅滞戦闘展開していたことによって見過ごされていたが、この遅滞戦闘によって連隊全体疲弊しており、深刻な士気低下発生していた。北朝鮮軍第4師団は、大坪里正面配置され新鋭の第19連隊避けて、第34連隊の守る公州道正面における渡河計画したアメリカ軍は、民間船や筏材など渡河資材全て破棄したものと考えていたことから、北朝鮮軍渡河するはかなりの時間要するものと見ていた。しかし実際には、13日午前中に砲兵戦車河岸推進午後より南岸米軍陣地への砲撃開始し14日朝より分散渡河開始したこの際連隊長代理(ワドリングトン中佐)は次の遅滞陣地予定地の偵察行っており、機動打撃部隊長アイレス中佐)も偵察行っていた。 北朝鮮軍第4師団は8時からアメリカ軍の防御陣地砲撃し、第5連隊と第18連隊公州正面攻撃させ、第16連隊は検詳里一帯密かに渡河していた。8時から9時30分までに約500名の部隊渡河して浸透した後、後方の第63砲兵大隊襲撃し退路遮断しようとした渡河受けて、第34連隊L中隊(スチイス中尉)は無断退却し、これによって第63野砲大隊側面開放されてしまい、午後1時30分ごろより攻撃受けて蹂躙され、全砲(10門)と136名の兵員喪失した。ワドリングトン中佐は、午後4時ごろにこのことを知りアイレス大隊に対して野砲大隊救援命じたアイレス大隊はただちに救援向かったが、現場到着するとともに急射を受けた。夜も近かったことから、一挙に論山後退した。これによって14日中に錦江線は突破され、大坪里正面の第19連隊左翼開放されてしまい、京釜本道正面と公州道正面部隊連携させつつ大田後退させるという、ディーン少将構想は、早々に破綻してしまった。師団戦線一挙に崩壊することを警戒したディーン少将は、各隊に対して別命あるまで現在地固守するよう命じた

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