健康増進法改正についてとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > 健康増進法改正についての意味・解説 

健康増進法改正について

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/14 17:24 UTC 版)

塩崎恭久」の記事における「健康増進法改正について」の解説

受動喫煙防止罰則付き盛り込んだ健康増進法改正案の成立取り組んでいる。厚生労働大臣時代は、改正案内容巡り自民党たばこ議員連盟中心とした規制反対派と対立する形となりながらも、科学的に証明をされている受動喫煙被害なくしていくという観念から、建物内原則禁煙立場を譲らなかった。 2016年10月11日公共の場での受動喫煙対策について「厚労省として立法措置含めて検討進めている」と公表した2016年12月9日2020年東京オリンピック・パラリンピック向けてたばこの全面禁煙原則とする制度案をまとめた。当初案は、医療機関学校敷地内禁煙官公庁スタジアム建物内禁煙飲食店事業所建物内禁煙だが、喫煙室設置容認するという内容だった。 2017年2月15日厚生労働部会にて法案の概要示したが、出席した規制反対派の議員から「非現実的だ」「五輪のためなら東京だけでやれ」などの異論噴出した2017年3月1日厚生労働部会での反対意見を受け、飲食店に関して延べ床面積30平方メートル以下の小規模なバースナック原則禁煙例外とするなどの修正案公表した2017年3月2日参院予算委員会において、小鑓隆史から「小さな焼き鳥屋さんのような店は(たばこが吸えなくなれば廃業厳しい状態になる」「個々判断任せるのが最大分煙対策ではないか」と批判されたことに対し、「妊婦子供、がん患者らの健康が、喫煙の自由よりも後回しにされる現状看過できない」と主張した2017年3月7日自民党たばこ議員連盟修正案対し、「禁煙分煙喫煙」の表示義務化して分煙維持する対案をまとめた。厚生労働省対案を受け、「がん患者妊婦にとっては受動喫煙防止権利ではなく生きるために不可欠なものだ。議連案では望まない受動喫煙防げない」と反論したが、3月10日頃を想定していた法改正案の閣議決定断念することとなった2017年5月9日自民党厚労省案の規制緩め方針固めたことを受け、「職場歓送迎会会合会食などで喫煙可能な店だったときには事実上これは拒否できないので、望まない受動喫煙イヤイヤ受動喫煙こういう事態強いられることになる」として自民党案の問題指摘した2017年5月15日厚生労働部会にて厚労省案の説明行ったが、規制賛成派反対派双方から意見噴出し議論平行線辿った2017年5月24日茂木敏充政調会長との会談自民党案の丸のみ求められたが、「この案では国民健康増進つながらない」として茂木要請拒否した2017年6月6日第193回国会健康増進法改正案は提出されなかった。 2017年6月16日参議院予算委員会にて松沢成文から「次期国会に再びチャレンジする覚悟はあるか」と尋ねられ、「次期国会への法案提出目指し自民党誠意持って今後協議続けていくことで成案得たい考えている」として、次期国会で法改正意欲示した2017年8月3日内閣改造に伴い厚生労働大臣の座を退任後任加藤勝信法改正後事託すとなった2018年2月厚生労働省から出され修正案が「客席面積100平方メートル以下の飲食店喫煙認める」という案であったことについて、テレビ東京ワールドビジネスサテライト出演した際に、「これは受動喫煙防止法ではなく受動喫煙促進法だ」と批判した

※この「健康増進法改正について」の解説は、「塩崎恭久」の解説の一部です。
「健康増進法改正について」を含む「塩崎恭久」の記事については、「塩崎恭久」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「健康増進法改正について」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「健康増進法改正について」の関連用語

健康増進法改正についてのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



健康増進法改正についてのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの塩崎恭久 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS