偏郷大学
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 09:21 UTC 版)
織田 永信(おだ えいしん) 偏郷大学医学部法医学教授。神道護のかつての弟子で命の兄弟子にあたり、今でも神道のことを深く尊敬してる。義明と伊達を入学させるか悩んでいた上層部を丸め込み入学を決定させた。「志のある医者の卵1人救えば、その先の未来にも、またいい医者が生まれる」という自己流の無限の樹形図を創造している。釈と同じマンションに住んでおり、部屋は隣。法医学の話を聞かせた義明たちからは尊敬されている。離婚歴があり、子供もいる。 16巻で偏郷大の「本店」である最浜大法医学教授になる。 明智 秀雄(あけち ひでお) 帝王大学出身。偏郷大学医学部法医学准教授。織田の部下。上司である織田との関係は良好であると見られているが、織田を失脚させようと影で暗躍する。 織田が最浜大法医学教授になる為、その後任である教授戦に出馬。しかし、支持取り付け活動するも明智の教授当選に反対する朝倉教授を殺害する。殺害計画も警察によって事故処理となりそうだったが、最上の活躍により、明智の犯行であることが露見。東京へ脱出する寸前、逮捕される。 上杉 謙神(うえすぎ けんしん) 偏郷大学病院の救急部医師。苦手な相手が少ない義明にとってほぼ唯一の「天敵」。竹中を超える先見の明の持ち主。大学の夏休みにはアルバイトで船医を引き受けている。優秀な医師ではあるが非常に性格が悪いドSで、大学内でも良い噂を聞くことはない。発言は筋が通っているものだが、あえて相手の神経を逆撫でしたり面倒に巻き込んだりするため、大抵の人間を怒らせている。 オスキー中に義明と共に手術したことにより彼の才能を認め始め、伊達、釈、愛と合わせた4人をナイロビ短期留学生に推薦する。 乳児期にウガンダで拉致され少年兵として育てられた過去を持つ。そのため、武装した暴漢に囲まれた場合であっても5,6人程度であれば素手で倒すこともできる。前述のような過去を持つため確証はないが記録はウガンダ生まれ。ある日たまらず脱走したところで、運良くボランティアでケニアに来ていた若かりし日の神道に救われ、日本へ来た後はわずかな記録から導き出された上杉家に引き取られ現在に至る。 ナイロビ行きに際して義明たちの身分を医学生でなく研修医と虚偽の申告をし、道具も安全も衛生もないケニアで常に患者の死や自らの危険といった理不尽なまでの「現実」と向き合わせることで「進化」させようと目論んだ。練習帆船での航海に際し、いきなり命綱なしでマストに昇らせるなどの無茶をさせた上、義明を船医扱いして困難な手術を執刀させる。天才性を持つ義明の最大の資質である「頭の悪さ」に気づいた人物の一人。
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