借用機
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/06 17:42 UTC 版)
F-15A イーグルアスラン空軍が試験的に導入した当時の最新鋭機で、エリア88には1機のみ配備された。本来はサキの専用機であるが、彼は「使い慣れない機体では不覚を取る可能性がある」として一度も搭乗していない。シンはこれを借用して核ミサイルを撃墜した(ただし、後の分析ではこのミサイルは核弾頭を装備しておらず、通常弾頭を装備していた模様)。その後、前述のサキの信念により未使用のまま、ウルフ・パックの奇襲攻撃でエリア88の所属機体の大半が失われた際に破壊されたと思われる。 T-38 タロンF-5の練習機型として派生した姉妹機で、複座型の軽戦闘機。一度目はロッキーから空撮の依頼を受けて使用。二度目はグランドスラムの誘爆によりダメージを負った主滑走路が使用不可能となったため急遽使用。サキを後部座席に乗せ、王宮に向けて飛ぶ。その後、シンはサキからこの機体と共にギリシャの訓練基地への転属を命じられるが、市街地上空を飛行した際に井戸の異変に気づいたシンが命令違反金を覚悟で調査に使用した。三度目は、アスラン首都陥落の際、ザク国王をフランスに亡命させるのに使用した(コミック版のみ) F-4 ファントムIIフランス製の熱源トレーサーを装着した機体で地上空母およびグランドスラムの探索に使用。マッコイが基地配備の機体から適当な複座戦闘機を見繕ったものと思われる。当初は米軍で扱い慣れているミッキーが操縦担当、シンがトレーサー担当となる筈だったが、ミッキーと因縁のあるリシャールが重体で担ぎ込まれ、輸血のため作戦を辞退。ミッキーの代役としてウォーレンがトレーサー担当となる。フランス語のマニュアルが読めないウォーレンはトレーサーの操作に苦戦していたが短期間でフランス語を習得し、その後ケンを相手に冗談めかして使っている。その後、これとは別の機体を88基地に迫る「グランド・スラム」を誘爆させるために使用した。 F-5E タイガーII地上空母との決戦で使用。おそらく本来はアスラン正規軍の機体と思われる。ギリシャでの再編時に燃料ポンプの不調によりオリーブ農園に着陸させた。解体してヘリで空輸したがその後は使用されていない。 A-4 スカイホークギリシャでの訓練で使用。基地配備の訓練機と思われる。実戦で使用した例はないが、単行本20巻の表紙絵で空母88から飛び立つ同機に搭乗している。 ジャギュアフランス空軍の超音速練習機/攻撃機。シンが除隊後にフランスでボッシュと出会った際、定時訓練で一緒に飛ぶこととなった。実戦を知らないフランス空軍のパイロット相手に、実戦経験者の凄さを見せつけた。シンの発言によるとエリア88では使用する者がいなかった機種。
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