修仙(しゅうせん)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/22 09:32 UTC 版)
修仙界(しゅうせんかい) 仙人の修行をしている人たちのこと。 鍛体(たんたい) 体を鍛える段階。民間武術剣術などを学んで、体を極限まで高める。体の能力によって九品から一品までレベルアップしていき、最後は次の段階にはいる。 錬気(れんき) 「引気入体」から。大気の中に存在する霊力を体の中に収めて自分の法力に変換して循環させること。 錬気段階になると始めて法術(低レベルの仙術)が使えるようになる。体に収めた法力の量によって九品から一品までレベルアップしていく。 法力が十分貯まれば築基という段階に入ることができる。しかし、錬気から築基になるにはそう簡単には行かない。築基できない修士も大勢いる。 築基(ちくき) 築基とは法力を固めて自分の体で自分の世界の基本(土台)を作ること。 築基段階に入ると玉府が形成し、法力が体の外から中まで自動的に循環できるようになる。そして練気より強くなる。 この玉府とは魂の住処。玉府が形成すると、魂の形もはっきりに見えるようになる。 この段階から自分の道(固有スキル)を形成し始める。 法力の量と道に対する理解レベルによって築基九品から一品までレベルアップし、条件が満たせば金丹の錬成ができるようになる。ただし、金丹になるには錬気から築基までの道より厳しい。 寿命が最低限200歳まで伸びる 虚丹(きょたん) 金丹になる前の段階。築基で一気に金丹を錬成するではなく、まずは虚丹から錬成する。 元神(人の魂。修行始まる前に人間の魂は形がないという説)が凝結し始めて虚体(霧のような曖昧な形)になって、修行によって少しずつ実体化していく。 法力が少しずつ安定していき、丹の形に凝結し始める。この段階になるとかなり強くなり、その全力の一撃は周囲数百メートルの環境を壊せる。 寿命が最低限300歳まで伸びる。 金丹(きんたん) 丹の形がどんどん固まって行き、少しずつ本物の金丹に近づく。しかし、虚丹を本物の金丹に錬成ことはとても難しくてなかなか突破できない者も結構いる。 金丹になるには金丹劫(試練)を超える必要がある。その試練とは自分に対面し、自分と戦うこと。自分をすべてを知り、自分の戦いで勝って、やっと金丹の錬成ができる。金丹を錬成するには今までの知識、経歴、大道から得たものすべてを金丹に込める必要がある。金丹の中には自分の全てが詰めて法力を注いでやっと本物の金丹になることができる。 金丹になれば一人前だと認める証拠として「真人」という称号がつく。金丹の錬成に成功すれば、自分から法力を生成できるようになる。その同時に肉体が生まれ変わり、自分の外見をいじることだってできる。その法力の質は虚丹と大違いで、三倍以上強い。 金丹になると虚丹、築基との差がかなり大きくなってくる。単純にレベルアップしたわけではない。 金丹より低い境界では金丹を傷一つも傷つけないほど激しい差があるという。でも金丹の能力は今までの基礎に影響されるため、質の悪い金丹は低い境界に負けることもある。 つまり、基礎がかたいほど錬成した金丹の質が高くなる。 この金丹は魂の卵とも呼ぶ。法力の循環で溜まった法力、固有スキルの熟練度、経歴、自分に対する理解などによって九品から一品までレベルアップする。 金丹が熟成しきった時、金丹が割れて中から元嬰(新しい自分、魂の分身)が生まれる。金丹から元嬰になる道のりは前より厳しくて、王舞でも一生元嬰になれないほど厳しい。 寿命が最低限500歳まで伸びる。 元嬰(がんえい) 化神(かしん) 合体(がったい) 大乗(だいじょう) 真仙(しんせん) 仙尊(せんそん) 仙王(せんおう)
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