修史事業の目的とは? わかりやすく解説

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修史事業の目的

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 08:51 UTC 版)

徳川光圀」の記事における「修史事業の目的」の解説

光圀18歳の時、『史記』「伯夷伝」を読んで感銘を受け、それまで素行改め学問精を出すようになった。この経験により、紀伝体日本史書編纂したいと考えようになったと、後年京都遣迎院応空宛の書簡元禄8年10月29日付)に書いている。没後15年後に書かれた『大日本史』の序文には「善は以て法と為すべく、悪は以て戒と為すべし而して乱賊の徒をして懼る所を知らしめ、将に以て世教に裨益綱常維持せんとす」とあり、紀伝体史書編み歴史振り返ることにより、物事善悪や行動の指針としようという考えであった個人いかなる役割果たしたかを明らかにし、それにふさわしい「名」をその人物に与えるという、儒教正名論基づいたのであるまた、遣迎院応空宛の書簡には、武家生まれたが、太平世のため武名立てられないので、書物編纂すれば後世に名が残るかもしれない、とも書かれており、後世名を残すことも目的だったようである。

※この「修史事業の目的」の解説は、「徳川光圀」の解説の一部です。
「修史事業の目的」を含む「徳川光圀」の記事については、「徳川光圀」の概要を参照ください。

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