修史過程とは? わかりやすく解説

修史過程

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/17 07:55 UTC 版)

南唐書 (陸游)」の記事における「修史過程」の解説

陸游馬令の『南唐書』がいまだに完備していないと認め、そこでその煩瑣な所を削り遺漏補って重ねて編集撰述加えそのまま南唐書』と名付けた陸游がこの書を撰述する時に掲げた修史原則は、「耳目接す所を以て、隧碑(すいひ)・行述の諛辞(ゆじ)を察し衆論存する所を以て野史小説の謬妄(びゅうもう)を刊(かん)す。天下の公を取って一家の私を去る」ものであった当該書の叙述簡約にして完備原理原則持ち、そのため後人極めて尊崇し、刊行印刷校注するものが甚だ多い。元の天暦初め、戚光はこれの音釈1巻作り、程塾らが校刊し趙世炎中国語版)が序を作った。清の道光2年1822年)には緑簽山房刻本があり、嘉慶年間の湯運泰『南唐書注』18巻と『唐年世総釈』1巻・『州軍総音釈』1巻附録していた。1915年には劉承榦の劉氏嘉業堂刻本があり、康熙年間の周在浚『南唐書注』18巻および劉承榦『南唐書補注18巻附録していた。現存、最も早い本は明の嘉靖43年1564年)の銭穀抄本である。

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