信号機の傾向
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/30 02:41 UTC 版)
メーカーとしては小糸工業→コイト電工製が最も多い(北海道、岩手県、宮城県、茨城県、埼玉県、長野県、石川県、奈良県、広島県、山口県、高知県、福岡県、長崎県、熊本県、沖縄県も同様)。 次いで日本信号製となっており、京三製作所や信号電材・松下通信工業(現パナソニック モバイルコミュニケーションズ。製造は三協高分子)製の信号機は比較的少ない(一部の地域では日本信号製の信号機が多い所もあるが、静岡県内はコイト電工の工場が設置されている影響でコイト電工製の信号機は県内どこの市町村でもほぼ必ず見かける)。 ちなみに、同県では星和電機製の信号機の設置は殆ど見られない。歩行者用信号機の庇はほぼ全てがノーマル庇で、愛知県や東京都で見られる様な庇が下向きの歩行者用信号機は設置されていない。 LED式信号機への更新は近隣の東京・神奈川・愛知などと比較しても、又、全国の中でもかなり遅れを取っていて、2008年前半頃迄は静岡市や浜松市等主要な都市の中心部や、国道1号(特に浜松バイパス、静清バイパス)や国道246号等交通量の多い国道交差点の国道側、郊外や市町村では事故が多発している様な交差点のみなど限定的に導入が進められてきており、電球式の新設・更新も多くLED式信号機の設置はあまり積極的とはいえなかったが、2008年後半辺りから郊外や市町村にもLED式信号機への新設・更新に切り替わってきている(国道側のみLEDで設置しているパターンは神奈川県にも見られるが、最近は静岡県内も両方向ともLEDで設置している交差点も増えてきている。最近のパターンでは車両用信号機をLEDに変更すると共に歩行者用信号もLEDに変更されている)。2030年度を目途に、静岡県内全ての信号交差点をLED信号機に切り替える方針を2022年2月末に公表している。 LED式信号機への更新も小糸工業→コイト電工製が一番多い。尚、LED信号機は樹脂製の信号機は設置されていない。LED式の矢印信号は他府県では2列配列が殆どだが、静岡県では主に3列配列のLED式矢印信号が設置されていたが、2013年以降は他府県同様、2列配列の矢印信号に切り替わっている。 同県では信号機を新設・更新する際には警察署名・管理番号・施行年月(例・「昭和・平成・令和○年○月 新設」)・施行業者の名前が刻まれた金色のラベルを信号柱に取り付けている。
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