信号機の用途と設置位置
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/16 03:17 UTC 版)
「鉄道信号機」の記事における「信号機の用途と設置位置」の解説
信号機は下記の指示を現示する。指示は複数の組み合わせであることもある。 路線前方(閉塞区間)における列車の在線状況 列車が進行してよいかどうか 分岐器が正しく開通しているかどうか どの進路が開通しているか 次の信号機の現示状況 列車の運行順序 信号機は下記のような場所に設置される。 閉塞区間の先頭 分岐器や跳ね橋のような可動物の手前 他の信号機の手前 踏切の手前 プラットホームやその他列車が停車する必要のある場所の手前 連動駅 鉄道路線は通常、信号機が連続的に設置されて制御されている。複線では通常、列車の進行方向が1方向に限定されるため、信号機の向きも1方向に向けて設置される。単線並列の区間では、両方の線路に双方向に信号機が設置される。側線や留置線・車両基地・操車場内での列車は信号機で制御されないが、車両基地や操車場と本線の出入り線などは制御されることが多い。
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