アメリカ合衆国保健福祉省
(保健教育福祉省 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2025/06/28 20:34 UTC 版)
| 保健福祉省 United States Department of Health and Human Services |
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保健福祉省本部
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| 役職 | |
| 長官 | ロバート・ケネディ・ジュニア |
| 副長官 | 空席 |
| 組織 | |
| 概要 | |
| 所在地 | Hubert H. Humphrey Building ワシントンD.C. |
| 定員 | 62,000  |
| 年間予算 | $1.631 trillion[1]（2022年度） |
| 設置 | 1953年4月11日（保健教育福祉省） 1980年5月4日（保健福祉省） |
| 前身 | アメリカ合衆国保健教育福祉省 |
| ウェブサイト | |
| www.hhs.gov | |
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アメリカ合衆国保健福祉省（アメリカがっしゅうこくほけんふくししょう、英語: United States Department of Health and Human Services、略称: HHS）は、アメリカの政府機関のひとつ。全てのアメリカ人の健康を保護し、重要な社会事業を提供することを目的としている。
概要
日本の旧厚生省（現在の厚生労働省）に相当する。保健社会福祉省・厚生省とも訳される。
ジミー・カーター大統領が1979年10月17日に教育省組織法(P.L.96-88 Department of Education Organization Act of 1979）に署名し、アメリカ合衆国教育省を分離するまで保健教育福祉省（Department of Health, Education, and Welfare、略称：HEW)と呼ばれていた[2]。
2025年に発足した第2次トランプ政権では、政府効率化省が主導した連邦職員削減計画の対象となり約2400人が解雇されたが、数ヶ月のうちに1/3に相当する職員が復職または新規雇用された[3]。
組織
長官官房と11部局から構成される。また全米が10地区に分けられ、それぞれを地域事務所が所轄する。
- 長官官房 - ワシントンD.C.
- 児童家庭局（ACF）- ワシントンD.C.
- 高齢者局（AoA）- ワシントンD.C.
- 医療研究品質庁（AHRQ）- メリーランド州ロックビル
- 毒性物質・疾病登録庁（ATSDR）- ジョージア州アトランタ
- 疾病管理予防センター（CDC、Centers for Disease Control and Prevention）- ジョージア州アトランタ
- メディケア及びメディケイド・サービスセンター（CMS）- メリーランド州ボルチモア
- 食品医薬品局（FDA、Food and Drug Administration）- メリーランド州シルバースプリング
- 保健資源局（HRSA）- メリーランド州ロックビル
- 生物医学先端研究開発局
- インディアンヘルスサービス（IHS）- メリーランド州ロックビル
- 国立衛生研究所（NIH、National Institutes of Health）- メリーランド州ベセスダ
- 国立がん研究所、国立老化研究所、国立補完統合衛生センター、国立アレルギー・感染症研究所、国立医学図書館など、傘下に27の機関がある。
- 薬物乱用・精神衛生サービス局（SAMHSA）- メリーランド州ロックビル[4]
脚注
出典
- ^ “HHS FY 2022 Budget in Brief” (2021年6月24日). 2022年1月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年1月19日閲覧。
- ^ <資料>米国教育省特殊教育・リハビリテーションサービス局（筑波大学リハビリテーション研究 4(1), 41-44, 1995 筑波大学）
- ^ “トランプ政権、DOGE主導の連邦職員解雇をひそかに撤回 再雇用に奔走”. CNN (2025年6月25日). 2025年6月28日閲覧。
- ^ 日下部 哲也「米国保健福祉省 HHS の組織構造」2012年8月7日 (PDF) 独立行政法人医薬品医療機器総合機構
関連項目
外部リンク
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|---|---|---|
| 保健福祉長官 - 保健福祉副長官 | ||
| 保健次官補 配下の組織 |
公衆衛生局(PHS) - 児童家庭局(ACF) - 高齢化対策局(AoA) - 医療研究品質局(AHRQ) - 毒性物質疾病登録局(ATSDR) - 疾病予防管理センター(CDC) - メディケア・メディケイド・サービスセンター(CMS) - 食品医薬品局(FDA) - 保健資源事業局(HRSA) - インディアン衛生局(IHS) - 国立衛生研究所(NIH) - 薬物乱用精神衛生局(SAMHSA) |
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保健教育福祉省
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2013/12/28 02:41 UTC 版)
「ウィルバー・ジョセフ・コーエン」の記事における「保健教育福祉省」の解説
1961年、ケネディ大統領はコーエンを立法担当保健教育福祉次官補として任命した。コーエンは保健教育福祉省に関与する立法について、議会の承認を取り付ける任務を与えられた。コーエンは約65本の法案について議会と調整を行い、多くの法案を成立へと持ち込んだ。しかしながらケネディ大統領が最重要視していたいくつかの法案のうち、2本の法案について議会の承認を取り付けることに失敗した。1つは高齢者を対象とした社会保障と医療に関するメディケア法案。もう1つは初等・中等学校に連邦助成金を与える教育法案であった。 大統領がケネディからジョンソンに交替した後も、コーエンは引き続いて保健教育福祉次官補を務めた。1964年の選挙で民主党が上下両院で過半数の議席を獲得すると、コーエンはケネディ時代に失敗したメディケア法案と教育法案の成立に向けて再び動いた。コーエンは議会と調整を行い、メディケア法案と教育法案は1965年に議会で承認された。コーエンは1965年4月に保健教育福祉次官に昇任した。
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