人類補完機構とは? わかりやすく解説

コードウェイナー・スミス

(人類補完機構 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/28 16:34 UTC 版)

コードウェイナー・スミスCordwainer Smith, 1913年7月11日 - 1966年8月6日)は、アメリカ合衆国生まれの、SFを中心として活躍した小説家


  1. ^ ジュディス・メリル 編『SFベスト・オブ・ザ・ベスト(下)』創元SF文庫、p. 10。
  2. ^ 加藤哲郎『象徴天皇制の起源 : アメリカの心理戦「日本計画」』平凡社〈平凡社新書〉、2005年7月、240頁。 
  3. ^ 中村正則『象徴天皇制への道 : 米国大使グルーとその周辺』岩波書店〈岩波新書〉、1989年10月、12-24頁。 
  4. ^ 大野万紀 (2016年5月). “『アルファ・ラルファ大通り (人類補完機構全短篇 2)』解説”. THATTA ONLINE. 2024年1月23日閲覧。
  5. ^ 水鏡子『乱れ殺法SF控 : SFという暴力』青心社、1991年7月、p. 288。


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人類補完機構

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コードウェイナー・スミス」の記事における「人類補完機構」の解説

人類補完機構シリーズは、彼の作家として仕事の中で最も大きな部分占める。彼がSF作家として旺盛活動していた期間は短いが、その間にも文体変化しつつ、後の世代に大きな影響残したまた、時系列沿って書かれわけではない一連の作品群の中では、同じ用語がいささかならず違った意味で用いられていることもある。 同シリーズにおいては各種動物改造し人間形態にした「下級民」が登場する。「ド・ジョーン」「イ・テレケリ」のように名前の最初に付く一文字アルファベットは彼女ないし彼が何の動物から作られたかを意味する。ド(d)dogのd、イ(e)eagleのeである。 「人類補完機構」という日本語における名称伊藤典夫訳語であり、新世紀エヴァンゲリオンの「人類補完計画」はこれに由来する。だが元の言葉「インストゥルメンタリティinstrumentality」の直訳は「道具」「手段」である。スミス自身宗教的な意味づけをしていたらしく、実際これは神との仲立ちをする「仲介者」すなわち聖職者のことも指す。作者急逝によって書かれることのなかった同シリーズ最後は、人類下級民共通の宗教的クライマックス詳細不明であったらしい。 スミス作品でひどく印象的なのはその言葉の使い方であり、タイトルである。ただしそのタイトルいくつか編集者がつけたものである。これらは本文特徴的なフレーズから採られたものであり、彼の作品であることを端的に示すものとして非常に有効なものであった雑誌なりアンソロジーで、作者名を見ずとも題名だけでスミス作品であることが判るためである。

※この「人類補完機構」の解説は、「コードウェイナー・スミス」の解説の一部です。
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