九輪草とは? わかりやすく解説

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くりん‐そう〔‐サウ〕【九輪草】

読み方:くりんそう

サクラソウ科多年草山間湿地生える。根生し、長楕円形で縁にぎざぎざがある。初夏長い柄を伸ばし紅紫色の花を数層に輪生する観賞用に栽培。《 夏》「—四五りん仕廻ひけり/一茶

九輪草の画像
九輪草の画像

九輪草

読み方:クリンソウ(kurinsou)

サクラソウ科多年草園芸植物薬用植物

学名 Primula japonica


九輪草

読み方:くりんそう

  1. 〔花言〕若々しい青年の美を示す意。

分類 花言葉

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九輪草

読み方:クリンソウ(kurinsou)

サクラソウ科多年草初夏花茎の上部に紅紫色の花を輪生する

季節 春、夏

分類 植物


クリンソウ

(九輪草 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/21 22:52 UTC 版)

クリンソウ
クリンソウ(御嶽 (兵庫県)・2016年5月)
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
: サクラソウ目 Primulales
: サクラソウ科 Primulaceae
: サクラソウ属 Primula
: クリンソウ P. japonica
学名
Primula japonica
A.Gray (1859)
和名
クリンソウ
英名
Japanese Primrose

クリンソウ(九輪草、学名Primula japonica)は、日本原産のサクラソウ科サクラソウ属多年草[1]

概要

北海道、本州、四国の山間地の比較的湿潤な場所に生育し、せせらぎや渓谷の湿地などに時に群生する。高さ30-90cmほどになり、日本に自生するサクラソウ科の植物のなかでは最も大型である。10-20cmほどの鋸歯を持つロゼットを作り、花季となる4-6月にその中心から花茎が伸びる。は花茎を中心に円状につき、それが数段に重なる姿が仏閣の屋根にある「九輪」に似ていることから名前の由来となっている。花の色は濃い紅紫色(2-2.5cm)が普通だが、ときにピンク、絞り咲きなどの変種も見られる[1][2]

花が大きく美しいため山野草として人気があり、庭に植えられることも多い。園芸品種はヨーロッパでいくつか作出されたが、普及はしていない[1]

サクラソウ科は、アレルゲンを持つことが多く、その毒性からニホンジカなど草食動物は忌避する。しかし、シカの個体数増加がみられる奈良県春日山では、クリンソウの葉まで食害を受ける事例が見られている[3]

育て方

播種は2-3月と秋まきの9-10月。は日当たりのいい場所に置き、夏季は広葉樹の下など日陰を好む。性質は強健だが、高温多湿には弱い。元来が渓流沿いなどに自生する植物のため、乾燥や水切れに注意。休眠中の冬季にも極度の乾燥は避ける。花季を過ぎたころから直射日光の当たらない明るい日陰が適す。寒さには強い。アオムシヨトウムシなどの害虫に注意。株分けで繁殖させる。種まきは6-7月頃に種子を採取しすぐに蒔くが、一定の低温に当たらないと発芽しないため翌春以降に発芽する[1]

クリンソウの群落地

脚注

関連項目


「九輪草」の例文・使い方・用例・文例

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