主義と主張
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/07 10:21 UTC 版)
台湾の社会運動に長期にわたり参加し、野イチゴ運動(中国語版)、反メディア運動(中国語版)、2014年3月のひまわり学生運動などに参画した。 香港人は一つの民族であるという香港民族論の執筆にもかかわり、想像の共同体の中国語版の翻訳を行った。 日本との関係については、著書「台湾、あるいは孤立無援の島の思想」の中で、台湾の防衛が沖縄県の在日米軍に依存している状況を「少数民族の共食い」と表現し、沖縄県の琉球独立論や自己決定権論に理解を示した。ただし、その後の米中貿易戦争、米中冷戦の国際情勢の中、2021年4月の呉叡人、松島泰勝、深尾葉子、駒込武との対談の中で、現実のパワーポリティクスをふまえた論も考えざるをえないという苦衷を表現した。 中国に対しては、日本に対してよりもさらに否定的であり、「香港の若者を見ていると、民主化運動をしていた自分の学生時代を思い出します」「今、香港の自由への闘いは台湾社会全体の意識を変えています。香港警察の暴力はとても見ていられない。」「2014年初め、香港大学学生会の雑誌『学苑』の特集タイトルを見て驚きました。『香港民族 命運自決』だったのです。私の研究対象は歴史上のナショナリズムでしたが、これは、新たに生まれつつある香港ナショナリズムです。」「中国への幻想を諦めるべきです。『香港に真の一国二制度を』とよく言いますが、幻想です。中国は中央集権を志向する。分権につながる方向はありえない。」「日本の、特にリベラル派は中国に対する自前の理論、新たな論述を打ち出さなくては。…国際政治とは、難しい現実に直面し、選択を迫られるものなのです」と語った。 2019年-2020年香港民主化デモ後に、中国からの影響が拡大することを懸念し、香港からの亡命者に対し台湾で警戒感があることに対して、「台湾は過去に中国共産党の浸透度が高かったことがあり、それが台湾人の心にある種の恐怖感を生み出している」と述べた。(詳細は香港から台湾への移住者)
※この「主義と主張」の解説は、「吳叡人」の解説の一部です。
「主義と主張」を含む「吳叡人」の記事については、「吳叡人」の概要を参照ください。
主義と主張
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/29 16:39 UTC 版)
華西医科大学を卒業した後、ウイグル自治区の公安に10年勤務。その時に民族間の衝突の雰囲気を実感した。2012年には四川大学で世界史を専攻,武漢大学で歴史系の博士研究生となった。2016年4月には沙田香港教会で洗礼を受けた。その後、博士課程を中断し米国生活を送り中国大陸の未来は“大洪水”であるとした。
※この「主義と主張」の解説は、「劉仲敬」の解説の一部です。
「主義と主張」を含む「劉仲敬」の記事については、「劉仲敬」の概要を参照ください。
- 主義と主張のページへのリンク