主な業界団体
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/07 13:41 UTC 版)
一般社団法人日本電子出版協会(JEPA) - 1986年7月設立。大手出版社により、CD-ROM型電子書籍の出版権の確保を目的に設立。業界全般が対象。EPUB3.0の多言語対応に尽力。 一般社団法人デジタル出版者連盟(DPFJ、電書連) -2010年2月、大手出版社21社によって一般社団法人日本電子書籍出版社協会(電書協)として設立。「EPUB 電書協フォーマット」策定・「電子文庫パブリ」運営。CD-ROMフォーマットISO 9660の日本語対応に尽力。2021年10月に一般社団法人デジタルコミック協議会と合併。 一般社団法人電子出版制作・流通協議会(AEBS、電流協) - 2010年7月、大手・中堅印刷会社と電子書籍取次会社を中心に89社で設立。電子書籍の流通調査・流通基盤の整備。 日本電子書店連合(JEBA) - 2018年4月、電子書籍販売サイトを運営する5社によって設立された任意団体。 一般社団法人ABJ - 2020年1月、電子書籍の海賊版の流通防止を目的として、メディアドゥ・大手出版社4社・日本漫画家協会により設立。 以下はかつて存在していた団体。 電子書籍コンソーシアム(e-Book Japan) - 1998年10月設立。出版社・家電メーカー・出版取次など145社が参加。通商産業省の施策としてブックオンデマンド実証実験を実施。2000年1月末に実証実験を終え、解散したと思われる。 電子ブックコミッティ - 1991年設立。ソニーが主体の電子ブック(8cm CD-ROM)普及のための団体であった。電子ブックの販売終了により2000年4月に解散。 EPWINGコンソーシアム - 1991年10月設立。CD-ROM電子辞書のフォーマットである「EPWING」規約の普及のための団体であったが、2003年頃には活動停止。EPWINGフォーマット(JIS X4081「日本語電子出版検索データ構造」)を策定。 一般社団法人デジタル教科書教材協議会 - 2010年7月、デジタル教科書の開発・普及を目的として設立。主に教科書会社が参加。2019年4月、超教育協会に吸収。 一般社団法人デジタルコミック協議会 - 2006年9月、マンガを出版する出版社22社によって設立。「デジタルコミック協議会 EPUB3 固定レイアウト 仕様ガイド」・「電書協・デジコミ協共通書誌情報」策定。2021年10月、日本電子書籍出版社協会に吸収。
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