日本電子出版協会とは? わかりやすく解説

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にほん‐でんししゅっぱんきょうかい〔‐デンシシユツパンケフクワイ〕【日本電子出版協会】

読み方:にほんでんししゅっぱんきょうかい

電子出版各種情報媒体制作関わる出版社電機メーカー・ソフトハウス・印刷会社などによって組織される団体著作権委員会デジタル情報ビジネス研究委員会電子図書館委員会などの専門委員会を置き、先端技術普及教育および会員企業業務促進標準化などを図る。昭和61年1986発足JEPA(ジェパ)(Japan Electronic Publishing Association)。


日本電子出版協会

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/31 04:19 UTC 版)

一般社団法人日本電子出版協会
Japan Electronic Publishing Association
団体種類 一般社団法人
設立 2010年4月1日
所在地 東京都渋谷区代々木二丁目33番1号
ライフロックスアイル307
法人番号 4010005015286
起源 日本電子出版協会(任意団体)
主要人物 松田真美(代表理事会長)(特定非営利活動法人医学中央雑誌刊行会理事
ウェブサイト https://www.jepa.or.jp/
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一般社団法人日本電子出版協会(にほんでんししゅっぱんきょうかい、英語: Japan Electronic Publishing Association、略称:JEPA)は、電子出版の立ち上げと発展を目的として、1986年9月12日出版社書店印刷会社コンピュータ会社、ソフトウェア会社などが中心になって設立された業際団体。2010年4月1日に任意団体から一般社団法人に組織替えを行った。

概要

電子出版市場の立ち上げと発展を目的に活動している。会員社は出版社だけではなく、書店、印刷会社、コンピュータ会社、ソフトウェア会社など業界を越えて構成されている。日本の電子出版関連団体としては現在もっとも古い団体である。

活動は電子出版技術や事例、制度などの研究と啓蒙で、セミナーなどの活動はここ10年だけでも340回を超えている。現在までのおもな成果物としてはCD-ROM仕様策定、Unicodeフォントの普及活動、書籍XML構造の策定(JepaX)、辞書データ形式の標準化、EPUBの日本語化仕様提案などがある。

2007年、元会長の長谷川秀記が企画・運営した「新語・流行語大賞」を模して、「JEPA電子出版アワード」を開催し、広義の電子出版に対して、毎年、賞の授与している。

2020年6月からは、コロナ禍により、対面セミナーを廃止しオンラインに移行、その大半Youtubeアーカイブとして一般に公開している。

委員会

現在、以下の8つの委員会が活動中である。

定例会運営委員会
会員に対してJEPAの活動報告と親睦。
広報委員会
電子出版協会の活動を内外に伝える広報活動。JEPA電子出版アワードの開催。
著作権委員会
電子出版に関わる著作権の研究。
ビジネス研究委員会
業界に関連した技術・情報の収集やその交換等を通して、電子出版を実際のビジネスとして成り立たせるための活動を研究。
レファレンス委員会
委員会に、辞書分科会、書籍分科会、標準化分科会を置き、さまざまな形態のレファレンス文献の電子化に関する研究・検討。
電子図書館委員会
電子図書館は図書館の在り方を問い直すもので、公共図書館や学校図書館の地殻変動を伴う。出版業界にとってビジネスになるよう、仕組みや推進方法を議論。
プラットホーム委員会
電子書籍と教育ICTのプラットフォーム整備が目的。EPUB研究会、電子教科書研究会、TTS (テキスト読みあげ) 研究会の3つの研究会がある。
電子出版検定準備委員会
項目のみでページが存在しないため活動内容は不明。

歴代会長(調査中)

主な出版物

脚注

関連項目

外部リンク



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