三鬼神
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/02 00:26 UTC 版)
幻龍三鬼神・雷神:佐竹雅昭 技:幻龍 雷神拳 四天王・翔影の兄。聖羅が最初に戦う三鬼神。 筋骨隆々の巨漢で、ゴムのような特殊な筋肉を持ち、関節を自在に操ることもできる。 その体で、曼聖の経絡秘孔突きや聖羅の攻撃を無効化した。 怪力に加え、気功波である「幻龍 雷神拳」を使いこなす。 無敵の肉体を過信したことから雷神拳を乱用し、気を消耗したところで聖羅の「聖龍拳奥義 聖龍風神掌」で体内を破壊された敗北した。 敗北後は聖華の記憶封じに対する心当たりを喋ろうとしたが、口封じのために幻龍魔空波(幻龍拳総統・王将鬼)でとどめを刺され、絶命した。 張(チャン) / 幻龍三鬼神・流法:鶴田忍 技:幻龍 傀儡拳 中華料理店「慶珠酒家」の料理長。速水麗一の父親代わり。麗一のことを「麗一ぼっちゃん」と呼ぶ。 実は王からの送られた刺客で、王の元妻である小夜子と息子である麗一を15年間密かに監視していた。 首筋の秘孔突いた者を鈴の音色によって操る「幻龍 傀儡拳」を使いこなす。 正体を隠したまま傀儡拳で次々と学園内外の人を操って聖羅にけしかけ、聖羅の持っていた水晶を奪うことに成功する。 正体を見破られた後は麗一と戦う事になるが、張が本気で仕掛ける事はなく、わざと麗一に討たれた。 幻龍の任務として水晶は奪還したが、戦いとは無縁の温かな日々を与えてくれた小夜子と麗一に危害を加える気はなかったためである。 麗一に感謝の言葉と王と戦う心構えを伝えると、その腕の中で静かに息を引き取った。 聖大老師 / 幻龍三鬼神・老鬼:片岡鶴太郎 技:老鬼 飛龍拳/まばゆい光/秘孔突き 勇次亡き後の、聖羅の師匠。 編み笠をかぶり金剛状を持った修行僧の姿で、聖羅に幻龍拳刺客攻略のヒントを与える。 その正体は、「幻龍拳最強にして最後の砦」の異名を持つ幻龍拳三鬼神・老鬼であり、幻龍拳に滅ぼされた和道拳の生き残り。 娘であるレナ(小説版はレイナ)を藍羅に人質にとられ、幻龍拳というよりも藍羅に従っていた。 藍羅と王以外では、聖大老師が幻龍拳三鬼神であることを知る者はいなかったようである。 藍羅の命で、聖羅を守護しつつ聖羅の持つ水晶と聖華を狙っていた。 聖幻の技と歴史に詳しく、厳しくも温かく聖羅を見守り、数々の戦いを勝利へと導く。 戦闘では、王に物怖じする様子もなく、藍羅直属の配下として動いていたことから、王に匹敵する実力者であることがうかがえる。 気を駆使した金剛杖による攻防を得意とし、杖から放つ光と気弾である老鬼・飛龍拳を用いる。 三鬼神にも関わらず「幻龍 飛龍拳」でなく「老鬼 飛龍拳」であることから、幻龍を名乗りつつも技の体系は和道拳であることが推測される。 正体を明かした後、聖羅との戦いで水晶と引き換えに片腕を失う。 最終戦では聖羅に杖での攻撃を見切られるも、聖龍風神掌と老鬼飛龍拳の撃ち合いでは互いに吹き飛ばされ、先に立ち上がる。 しかし用済みとなったことで、藍羅に背後からとどめを刺される。 死の間際、藍羅にレナが殺害済みであったことを告げられると、聖羅に娘の仇をとってくれと金剛杖を託し、静かに息を引き取った。 レナ:子役 老鬼の娘。すでに藍羅に殺害されていた。
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