ヴァル・ファスク
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/26 15:40 UTC 版)
「ギャラクシーエンジェルII」の記事における「ヴァル・ファスク」の解説
前回の戦いでEDENと対立していた種族。現在では和平を結び、何人かはEDEN軍に入隊している。当初は上層部の方で反対があった中タクトが無理やり押し通したらしい。祖先がABSOLUTEのオペレーターの役職についていたことが明かされる。
※この「ヴァル・ファスク」の解説は、「ギャラクシーエンジェルII」の解説の一部です。
「ヴァル・ファスク」を含む「ギャラクシーエンジェルII」の記事については、「ギャラクシーエンジェルII」の概要を参照ください。
ヴァル・ファスク
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/26 15:22 UTC 版)
「ギャラクシーエンジェルの勢力・組織」の記事における「ヴァル・ファスク」の解説
(ML、EL、永劫) 銀河の最深部の近くに存在するヴァル・ヴァロス星系の第三惑星ヴァル・ランダルに住む種族。ヴァル・ファスクは彼らが自称する名前で、その意味はシリーズを通して明かされていない。初期はきわめて利己的な種族で、利害が食い違えば仲間でさえも平然で裏切ることを辞さない悪役として描写されている。しかし、シリーズが進むにつれ、人類とは違う独特の価値観を持ち、冷徹なまでの合理主義者ではあるが、悪意で行動しているわけではないという設定となった。 人類に酷似した外見を持つ。外見だけではなく、『Eternal Lovers』においてはヴァル・ファスクであるヴァインは人類と変わりがない身体を持つと診断される描写まである。しかし、ヴァル・ファスクは人類に比べてはるかに長い寿命を持ち、数百年という時間ですらわずかという感覚である。またVチップと呼ばれる機械を使うことで機械と精神をリンクさせ、生身で複数の機械を遠隔操作できるといった人類にはない能力を持ち、その際には全身に赤い入れ墨状の紋様が現れる。 ヴァル・ファスクはつねに合理的な考え方をする。事実を受け止めることに対して抵抗を感じず、またそれに対して感情も生まれない。そのため、相手に対して事実を事実として正論ばかり突きつける。そこに人間は嫌味に感じたり反感を持つが、けっして悪意を持っているわけではない。相手の気持ちを汲み取ることが苦手とされる。心や感情を否定し、自分たちに必要ない、あるいは存在しないとする。 また、人間に比べて長寿なために利己的な行動を取ることが多いとされる。第一次ヴァル・ファスク大戦に勝利し破竹の勢いでEDENを攻め落としたことを根拠に、人間より自らの文化・種族が優れていると考えている。弱きヴァル・ファスクはヴァル・ファスクに非ずという考えを持ち、弱きヴァル・ファスクは淘汰されるべきであると考え、馴れ合いを否定する。同朋意識を持たず、裏切り裏切られが当たり前のことにすぎず、むしろ裏切ることを肯定していて、隙を見せたほうが悪いと考えを持つ。そのため裏切られても相手を恨むことすらない。 人間と比較した場合、普通の人間の感性を持たずにいくつかの感情が欠けているが、心や感情がまったくないわけではない。まったく話が通じる相手ではないと思われていたが、それでも心を持つ者もいることと、わかりあえる可能性があることが『Eternal Lovers』で示される。 第二次ヴァル・ファスク大戦によって人類に敗北したことにより、みずからの種族を打ち負かした人類の文化や精神を研究しようとするものも現れ、努力してコミュニケーションを図ろうとするが人間の感情を理解できないために、ときおり見当違いのことを言ったり突然笑い出したりと、人間をむしろ白けさせることも多い。 ヴァル・ファスクの政治は長老たる王が支配する。元老院が存在し、政治的に上層に位置するようである。ヴァル・ファスクは第二次ヴァル・ファスク大戦でゲルン王が敗れるまで600年間体制を維持してきた。
※この「ヴァル・ファスク」の解説は、「ギャラクシーエンジェルの勢力・組織」の解説の一部です。
「ヴァル・ファスク」を含む「ギャラクシーエンジェルの勢力・組織」の記事については、「ギャラクシーエンジェルの勢力・組織」の概要を参照ください。
固有名詞の分類
- ヴァルファスクのページへのリンク