ロブ・シティの形成
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 03:51 UTC 版)
「ロサンゼルス・クリッパーズ」の記事における「ロブ・シティの形成」の解説
2011-12シーズンは年末にエリック・ゴードンがトレードで去ったが、代わりにクリス・ポールが加入した。またNBAファイナルMVPに輝いた経験のあるチャンシー・ビラップスも獲得し、レギュラーシーズンの勝率は6割を超え、6年ぶりのプレーオフ進出を果たし1stラウンドをも突破したが、カンファレンスセミファイナルでは、ポール、グリフィンが万全のコンディションで出場することはできず、サンアントニオ・スパーズにスイープで敗れている。 2012-13シーズンは、ポール、グリフィンコンビの完成度も高まり、加えてジャマール・クロフォードという優れたシックスマンや経験豊富なマット・バーンズらが加わり、56勝26敗でパシフィック・ディビジョンを制し、第4シードでプレーオフ1stラウンドを迎えたが、前年も対戦し勝利しているメンフィス・グリズリーズに2勝4敗で敗れた。 .mw-parser-output .tmulti .thumbinner{display:flex;flex-direction:column}.mw-parser-output .tmulti .trow{display:flex;flex-direction:row;clear:left;flex-wrap:wrap;width:100%;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .tmulti .tsingle{margin:1px;float:left}.mw-parser-output .tmulti .theader{clear:both;font-weight:bold;text-align:center;align-self:center;background-color:transparent;width:100%}.mw-parser-output .tmulti .thumbcaption{background-color:transparent}.mw-parser-output .tmulti .text-align-left{text-align:left}.mw-parser-output .tmulti .text-align-right{text-align:right}.mw-parser-output .tmulti .text-align-center{text-align:center}@media all and (max-width:720px){.mw-parser-output .tmulti .thumbinner{width:100%!important;box-sizing:border-box;max-width:none!important;align-items:center}.mw-parser-output .tmulti .trow{justify-content:center}.mw-parser-output .tmulti .tsingle{float:none!important;max-width:100%!important;box-sizing:border-box;align-items:center}.mw-parser-output .tmulti .trow>.thumbcaption{text-align:center}} グリフィン ポール ジョーダン 2013-14シーズンは、球団社長兼ヘッドコーチにドック・リバースを招き、ホーネッツ時代、ポールの控えを経験しているダレン・コリソンや、リーグ屈指のシューターであるJ・J・レディックを獲得した。クリス・ポールが20試合の故障離脱をしたものの、ブレイク・グリフィンを中心に歯車が噛み合い昨年より戦績を伸ばしフランチャイズ史上最高勝率の57勝25敗を記録しカンファレンス3位でプレーオフに入った。グリフィンはこの活躍が評価されMVP投票でケビン・デュラント、レブロン・ジェームズに次ぎ3位に輝いた。1stラウンドでは粘るゴールデンステート・ウォリアーズを第7戦で振り切り、プレーオフ初対戦となるオクラホマシティ・サンダーとのカンファレンスセミファイナルへと進んだ。この期間にオーナーのドナルド・スターリングが人種差別に関わる不適切発言をしていたことがスクープされ、NBAコミッショナーのアダム・シルバーから250万ドルと高額の罰金と、永久追放が発表された。セミファイナルでは第5戦逆転負けの後、リバースヘッドコーチが審判を非難する発言をし、リーグより25000ドルの制裁金を課された。第6戦を落とし敗退した。 前オーナーの永久追放処分に伴いチームの売却交渉が行われた結果、2014年8月12日、元マイクロソフトCEOのスティーブ・バルマーがNBA史上最高額となる約20億ドルでチームを買収しオーナーとなることが正式決定した。バルマーはマイクロソフトの取締役を退任しチームオーナー職に専念する方針を明らかにしている。 新オーナーを迎えた2014-15シーズンは、前年より選手層が薄くなったものの終始安定した戦いで、56勝26敗の成績でカンファレンス3位で4年連続でプレーオフ出場。2015年1月には、ドック・リバースヘッドコーチの息子オースティン・リバースを獲得したことでも話題を呼んだ。プレーオフ1stラウンドは、前シーズンNBAチャンピオンでもあるサンアントニオ・スパーズとの対戦となった。第7戦まで縺れる大接戦となった戦いは、トリプルダブルを記録したブレイク・グリフィンとハムストリングを痛めながらも試合時間残り1秒で決勝点を沈めたクリス・ポールの活躍でスパーズを退け、セミファイナルに進出。続くヒューストン・ロケッツとの戦いは、3勝1敗と先勝したものの、その後3連敗を喫し3勝4敗で敗退した。 2015-16シーズンは、ペイサーズ在籍時にスタメンとしてカンファレンスファイナル出場経験のあるランス・スティーブンソンや昨プレーオフで敗れたロケッツからジョッシュ・スミスを獲得しさらなる飛躍を図ったが、チームにフィットせずシーズン中にあっさりと放出。またブレイク・グリフィンが脚の故障で長期離脱中、友人である球団関係者と訪れたレストランで口論になった際に暴行を働き、脚の故障から復帰後4試合の出場停止処分を受け47試合を欠場するなど、不安定なシーズンとなり期待を裏切る53勝29敗で終了。ポートランド・トレイルブレイザーズとの対戦となったプレーオフ1stラウンドでも、先の脚の故障が再発したグリフィンに加えクリス・ポールも相手のユニフォームに指が引っかかり骨折する不運が降りかかるなど踏んだり蹴ったりの展開になり、2勝4敗で敗退した。
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