ロシア・旧ソ連邦
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「ムダヅモ無き改革」の記事における「ロシア・旧ソ連邦」の解説
ウラジーミル・プーチン/声 - 中田譲治 第2代ロシア連邦大統領。大統領任期満了後はロシア連邦首相。旧ソ連時代は史上最凶の元KGB長官。二つ名はゲンナジー・ブルブリスなど、黒幕的なロシア官僚につけられる「灰色の枢機卿」。手の中指には暗器となる針が仕込んである。また、柔道やコマンドサンボの達人であるだけでなく、暗殺者としても鍛え上げたその身体能力は「生きたギリシャ彫刻」と評される。ジュンイチローのイカサマを封じるため、劣化ウラン製の牌(D・U牌)で勝負を挑む。第四帝国との戦いでは先鋒戦を担当。甦ったワーグナーと死闘を繰り広げる。「血戦!!尖閣諸島沖波高シ!!」編では、ネオ中華ソビエト共和国への核攻撃を行うにあたり中国との根回しを行い、闘牌の行方を見守っている。必殺技はコルホーズリーチ、バルチックフリート、九蓮宝燈(シベリアンエクスプレス)。 ウラジーミル・プーチン(プーチン-1989-) 特別番外編に登場した、KGB諜報員時代のプーチン。西側への亡命を試みる疑いがあるストレイサー博士の監視任務を果たすため、半荘に乱入する。この時点では、麻雀に対する理解や技量も低かったようであるが、この対局を通じて、近づきつつある嵐の時代と「祖国」の変動を予感し始めた。 ドミートリー・メドヴェージェフ 第3代ロシア連邦大統領。立場的には自分が格上であるが、事実上ロシアの最高権力者であるプーチン現首相に仕える形で登場。経済的に疲弊し、超大国としての地位を失いつつあった偉大なる「祖国」を甦らせたプーチンに忠誠を尽くしている。第四帝国との戦いではプーチンのおひきを務める。ワーグナーのリーチからプーチンを護るため、自らを犠牲にして放銃し、断么平和三色裏三(マイスタージンガー)の直撃を受け、ロシアの未来をプーチンに託しつつ散る。誰よりも「祖国」を想う熱い漢である。必殺技はソフホーズリーチ。 ラリサ ウラジオストクに住むロシア人女性。ジュンイチローのことをサーシャと呼んでいる。瀕死のジュンイチローを発見し、歩けるように回復するまで献身的な看護をした。 アレンスキー 旧ソ連軍の将校。レッドマーキュリー精製実験の責任者と思われる。偽装実験施設である、チェルノブイリ原子力発電所の原子炉が制御不能に陥った際には、動揺してヌルガリコフに状況を尋ねた。 ヌルガリコフ 旧ソ連の科学者。レッドマーキュリー精製実験の担当技官と思われる。アレンスキーに眉一つ動かさず、炉心溶融(メルトダウン)が発生していることを伝えるなど、かなりマッドサイエンティスト然とした人物。 ヨシフ・スターリン 第二次世界大戦当時のソ連書記長。作中でも無論故人であるが、恐山のイタコの口寄せにより「卓上ヤルタ会談」のために現世に復帰した。千島と樺太だけでなく、北海道も欲しがるなど強欲な性格。 ストレイサー博士 特別番外編に登場した、旧ソ連の科学者。ベルリンの壁を乗り越えて西側諸国への亡命を目論んでいるのではないかという旧ソ連当局の嫌疑を被ったため、若き日のプーチンの監視を受ける。プーチンとの対峙の中、彼に対し麻雀を通して人々の心中にある「希望」の力を説き、壁を乗り越えるまでもなく自由に行き来できるようになると予言した。
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