ロイ・グリンウッド
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「モビルスーツバリエーションの登場人物」の記事における「ロイ・グリンウッド」の解説
Roy Greenwood 声:若本規夫 軍籍番号はPM045898156G。ドイツ系で、旧姓はグルンワルド。左眼にアイパッチを着けているのが特徴。 宇宙世紀0045年生まれ、サイド4出身。0067年に連邦総合大学ムーア分校を卒業、0078年に宇宙船事故で妻ケーティを失ったことを機にサイド3に移住し国防軍に入隊。亡き妻との間に、アマリアとリミアという二人の娘をもうけている。 MSパイロットとしての訓練後、突撃機動軍第1機動歩兵師団に配属され、ブリティッシュ作戦に参加。左眼を負傷し、失明は免れるものの、戦線復帰はルウム戦役のあととなる。復帰後は再編により地球攻撃軍第5地上機動歩兵師団に転属となり、第2次地球降下作戦で紅海沿岸に降り立つ。少佐として第1MS大隊A小隊、通称「カラカル」の隊長となる。リビア砂漠からスエズ運河西岸を作戦地域とし、北アフリカ戦線で反攻を試みる連邦軍に得意のゲリラ戦法で幾度となく奇襲をかける。アレキサンドリア基地で終戦を迎え、以降の消息は不明。 乗機は迷彩塗装が施されたザク・デザートタイプ(ダブルアンテナ)。のちにカラカル隊に配備されたドム・トロピカルテストタイプと熱帯戦用ドム量産型各2機のうち後者に乗り換え、「サンダーキャット」の異名をとる。 ゲーム『機動戦士ガンダム ギレンの野望 ジオン独立戦争記』では、濃い藍色の短髪隻眼の壮年男性として描写されている。 漫画『機動戦士ガンダム MSV-R ジョニー・ライデンの帰還』では『MSV』を踏襲して一年戦争末期に消息不明になったとされ、劇中では娘のリミア・グリンウッドとアマリア・グリンウッドが登場している。 小田の協力による『魂ウェブ』の特設ページ「MS開発秘録」によれば、カラカル隊の部隊マークは大隊基地で兵士が飼っていたカラカルがモチーフであり、そのまま小隊の愛称として定着したとのこと。ただし『MSV』ではカラカル隊の部隊マークは同隊のザク・デザートタイプの左上腕のシールドに描かれた「四つ葉のクローバー」とされており、カラカルの頭部と稲妻をモチーフに "THUNDER CAT!" と記されたパーソナル・マークはアレキサンドリア基地のグフに見られたマーキングとされていた。
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