リアル描写の例
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/07 16:15 UTC 版)
「ジャングル (テレビドラマ)」の記事における「リアル描写の例」の解説
殺人事件に対し警視庁から捜査一課強行犯捜査係が八坂署に赴き、捜査本部が設置された上で捜査が行われる。 一つの事件に対して一係の刑事1〜2名が解決まで捜査に当る。 拳銃は特に必要とした場合を除いて携帯しない(津上が判断し、携帯を指示する)。 拳銃の発砲も実在の警察と同様、適正だったかどうかをマスコミや社会に問われる。 犯人が銃器を所持している場合、津上の指示によって刑事全員に防弾チョッキの着用が命じられる(ジャングル最終回は自動小銃を所持する犯人を工事現場へ追いつめるが、現場への防弾チョッキの到着が間に合わず、津上の命令と小日向の指示を無視して突入した磯崎が小日向の援護射撃失敗により殉職する)。 犯人逮捕後、その供述が事実かどうかを確かめるため裏付け捜査が行われる。 110番通報はまず警視庁本庁の通信指令センターで受け付け、基幹系警察無線を通じて内容が八坂署に伝達され、最初は制服警官が現場に駆けつける(八坂署へ伝達した指令係、伝達を受けて応答した八坂署の刑事は記録に取るため必ず名乗り、交信は同時録音されている。八坂署で伝達を受ける刑事は、主に津上と佐久間)。 殉職警察官の葬儀では刑事らは制服を着用する。磯崎の遺影に用いる写真も制服着用のもの。 パトカーは車輌課(実在しない部署)から貸与。その日最後に使った警察官が翌日の始業点検を行う(この始業点検を怠って緊走時にサイレンが鳴らなくなったエピソードあり)。 爆発物が発見された際は現場周辺に土嚢が積まれ、万一の爆発時に周囲の被害を軽減する措置が取られる。 特に初期の「バラバラ事件」(全4回)、「広域窃盗事件」(全2回)の二編は、実際に起きた事件を元に描かれており評価は高い。また、連続刑事ドラマとしては異例の1話完結ではなく、ドラマの進行に関係のない事件が並行して起こるという状況も盛り込まれ、事件発生から犯人逮捕までに2〜4話の時間がかけられた。「バラバラ事件」では犯人が指に接着剤を塗って常に指紋を残さない逃走術が再現されたり、「広域窃盗事件」では犯人をムササビと呼んだり、目の前で犯人を取り逃がす(捜査の過程であった事実)など、実際の警察の捜査がリアルに再現されている。
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