犯人逮捕後
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/13 23:13 UTC 版)
2004年12月30日早朝に逮捕された犯人は、小児性犯罪の前科を持っていたが、成人向け恋愛ゲームに必要なパソコンを所持しておらず、フィギュアマニアでもなかった。また取調の中で、犯行動機のひとつとして高校生時代に観たアダルトアニメ『くりいむレモン』の影響を挙げたが、小児性犯罪の初犯はこの作品がまだ販売されていない中学生時代に起こしたものだった。しかし、大谷昭宏は「私は最初からフィギュアオタク的なロリコンが犯人だと言ってきた」と趣旨に変化が見られるものの自説の正当性を主張した(例として、犯人逮捕を報ずる報道特別番組において、「犯人はフィギュア的なオタク」とコメント[要出典])。 2005年1月13日、朝日放送のワイドショー『ムーブ!』において、「服役している性犯罪者にロリコン雑誌が差し入れられている」という話題に対し、「日本の社会は、グダグダ言ってきてるアホたちをそういう所に放り込んで性欲減退の処置を取れる!」と発言。 2005年8月6日、事務所のホームページのコラム『「会えて、よかった」に会えて‥‥。』を執筆。このコラムによると、被告の弁護を担当している高野嘉雄弁護士が被告の反省を促すために、被告に大谷昭宏の恩師である黒田清の著書「会えて、よかった」を読ませ、それを読んだ被告が徐々に反省の意を表すようになったとの事である。大谷は急遽事務所の吉富有治に命じ、8月4日発売分の『週刊FRIDAY』に『奈良女児誘拐殺人被告「獄中で書いた読書感想文」を初公開!』という記事を書かせている。 また、2005年8月5日放送のスーパーモーニングでは、恩師の黒田清について「ジャーナリストの仕事はこの様な形で残さなければならない。高野弁護士と巡り合う機会を作ってくれた事に縁を感じる」、また高野弁護士の姿勢について「『社会がどうしたらこういう人間が出てくる事を防御できるのか学習して欲しい』と仰っている」とコメントし、ジャーナリストとして被告自身に向き合う事の重要性を示唆している。
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