犯人追跡メガネ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 22:51 UTC 版)
コナンが普段かけているメガネ。コナンの素顔は新一の幼少時代であり、そのことを周囲に悟られないようにするためにかけているため、度は入っていない。左のツルにあるスイッチを入れるとフレームの左側にあるアンテナが伸び、左レンズに半径20キロメートル以内の発信機の現在地がレーダーで映る。充電式ゆえにバッテリーの持ち時間が短いのが弱点であり、肝心な時にバッテリー切れを起こすことも多い。また、眼鏡ゆえの衝撃への脆弱さも抱えており、劇場版第9作『水平線上の陰謀』では園子が霊安室の棺に閉じ込められて凍死の危機に陥った際に彼女が借りていた元太の探偵団バッジの電波を探ろうとしたが、前日に床に落としたせいで不具合を起こして園子の捜索に時間がかかってしまった。第5作『天国へのカウントダウン』で右レンズに赤外線望遠鏡機能が追加され、後に原作でも使用されている。暗視モードがあり、夜間でも見ることができる。さらに第12作『戦慄の楽譜』ではサーモグラフィー機能が追加された(こちらは原作未登場)。透明なガラスに映像を投影するというシステムは、HUDと同様である。このほか、第3作『世紀末の魔術師』では拳銃の弾丸を弾いているが、これは目を狙い撃つスコーピオンへの対応策であり、事前に阿笠による防弾加工として「特別製の硬質ガラス」へのバージョンアップが施されている。
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