犯人逮捕の決め手
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/03 02:02 UTC 版)
「武富士弘前支店強盗殺人・放火事件」の記事における「犯人逮捕の決め手」の解説
青森県警察捜査本部(県警捜査一課・弘前警察署)は犯人が逃走する際に放火した『東奥日報』2週間分の新聞紙束の燃え残りを徹底的に分析してその紙面の特徴を解析した。その結果、掲載広告から「津軽地方に配達されたもの」と判明したほか、差し替えられた記事内容・欄外に印刷された丸数字などを解析し続けると2001年12月中旬までに配達区域は「加害者Kが住んでいた浪岡町稲村地区」にまで絞り込まれた。その地区の住人で逃走車両と同型の車を持っていた者はKだけであったため、青森県警捜査本部は重要参考人として2002年(平成14年)3月3日早朝、Kに任意同行を求め事情聴取・家宅捜索の結果、テレビ局に送りつけられた犯行声明文の筆圧が残った便箋と犯行時に着ていた作業着を発見。Kは犯行を自供したため、翌日未明(2002年3月4日午前1時30分ごろ)に強盗殺人・現住建造物等放火容疑で逮捕された。
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