ララキエ王朝
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 22:18 UTC 版)
「デスマーチからはじまる異世界狂想曲」の記事における「ララキエ王朝」の解説
レイラーネ・トゥーワ・ララキエ ララキエ最後の王女。「半幽霊」という種族で、毛先の青い白髪に褐色肌、赤い瞳が特徴。女王だった母親も同じ名前である。魔力消費を抑えるため普段は幼女姿を取っているが、魔力に余裕があればカリナに匹敵する魔乳美女にまで成長することができる。レベルは27。スキルに「歌唱」「土魔法」「召喚魔法」「歌唱魔法」「瞑想」「社交:ララキエ」を持つ。「海王の落とし子(=蛸型海魔)」を操るための「生け贄の聖女」でもある。 ララキエが落下した際に狗頭の信奉者によって捕らえられ、魔法装置の部品としてノノリエ神殿の中に閉じ込められたまま20000年を生きてきたが、海龍諸島を探索していたサトゥーに救助される。当初は記憶喪失でレベルと「歌唱」スキル以外を失っており、その時に神代語で「鎮魂の光」を意味する単語から自らを「レイ」と名付け、記憶が戻ってからもそう呼ばれることが多い。父親が起こした事件の後は地上人を苦しめてきた責任を取ってララキエごと自爆しようとしたがアリサに説得され生きる決意をし、以降は瘴気の影響を受けないララキエ中央島改めラクエン島でユーネイアと暮らしている。サトゥーに好意を持っている模様で、彼の冒険を影ながら健気に支えようとしている。 ユーネイア ホムンクルスの少女。レイの叔母の名を与えられ、レイを姉と慕う。レベル30で、「死霊魔法」「同調」「回避」「調教」のスキルと種族固有能力「理術」を持つ。黒髪で毛先が赤い。瘴気汚染状態では黒目と白目が逆転したような目をしていたが、本当は青い瞳を持っている。 当初は憑依状態で瘴気に侵食されており、骸骨王の指示で海王を制御するためレイの身柄を求めていた。だが最終的には無謀な命令を繰り返す骸骨王に歯向い、事件後はサトゥーの治療で瘴気を取り除かれ、彼をマスターと認めてレイと共にラクエン島で暮らしている。 骸骨王 元半幽霊の不死の魔物(アンデッド)。レイの父。生前はララキエ最後の女王レイラーネの王配だった。不利になると「幽界渡り」スキルで逃走するため非常にしぶとい。 黄肌魔族に洗脳され、ララキエを浮上させることが妻の遺言だと思い込まされて、船を襲ってアンデッド仲間を増やしララギの「天想祭」を何度も襲撃していた。「封塔島」に捧げる紅蓮杖の代用品として炎王の封印に使われていた輝炎剣を盗み、炎王を封印から解き放つ。復活したレイが持つ「ララキエの鍵」とララギ王から奪った「ララキエの箱」を手にしたことで計画を実行に移し、封印から脱した「海王」を生け贄の聖女によって支配しようとするが、海王はサトゥーに瞬殺され、自身は呪詛返しや砲弾を受けて消滅した。
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