モータージャーナリストとしての活動
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「満山一朗」の記事における「モータージャーナリストとしての活動」の解説
元々は、1970年代の排ガス規制の際、満山が大好きだった、ハコスカこと日産スカイラインのスポーツ仕様のSUツインキャブの改造を自動車工学に投稿し、それから、何年か経って、自動車工学誌上で、コラムを連載していて、そのついでに、ごくたまに、新車のレポートを書いていた。 冒頭に記したように、満山は普段、会社員をしながら、雑誌 自動車工学に「燃費和尚のクルマ社会アラカルト」という題名の不定期連載を、1983年からもっている。現在のアラカルトは、第五シリーズ。第四シリーズは、燃費和尚の四方山話、という題名に1980年代後半に連載されていた。燃費和尚という名前は、連載当事の編集長に付けてもらう。今は年金と、アルバイトによる収入で、バッティングセンター通いを続けている。元々、若い頃から腕力には自信があり、大昔の大型トラックの操作しづらいシフトレバーを力任せに操作したりしていた。 一般的に車好きと言うと、改造して、自慢したり、性能向上したかどうかと一喜一憂するのが常であるが、満山の場合、より遠くへ走り回りたいと考え、また首都高速での加速の重要さを痛感し、次第に金を掛けずに工夫で乗り切るようになっていく。 満山の精神力を現す一例として、在住の鹿児島から、青森まで殆ど休憩せず、一気に走りぬける、早い車があると思わず付いていってしまう、東京-鹿児島間は朝飯前、などがある。 基本的にいかに燃費を良くするかと言う事がテーマであるが、満山のやり方として、いい加速といい燃費の両立がある。現愛車であるトヨタソアラ2000GT(1988年式)AT車も、30万キロを超えた状態にありながら、7000回転オーバーまで平然と回りきり、ただおとなしく走るだけではなく、いざと言うときに満足に加速するようにと、躾けられている。 いわゆる低燃費=ゆっくり走行とは一線を画している。加速をいかに短くするか、そして、うまく巡航するか、が満山のポリシーである。 モータージャーナリストとしての活動は、次のような著書がある。 著書 ザ・燃費の世界―自動車工学 - 1987年1月、発行:鉄道日本社、書籍コード:ISBN 488543047X ※鉄道日本社発行の自動車技術専門雑誌「自動車工学」編集部との共著。 頑固親父から『娘(ドライバー)へ』―毒舌カーライフ説法 - 1997年8月、発行:鉄道日本社、書籍コード:ISBN 4885430224 雑誌連載 燃料和尚のクルマ社会アラカルト - 「自動車工学」での不定期連載コラム。 筆者の長年の実体験を基に燃費を題材にした連載を続けている。自ら所有する自家用車を実験車と位置づけ、数々の実験を行い、整備の大切さを訴えている。
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