モータースポーツでの使用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/17 06:31 UTC 版)
モータースポーツの多くの形態では、レースの上位3人のドライバーはトロフィー授賞式のために表彰台に立つ。国際的な大会において、勝利を得たドライバーとそのチームまたはメーカーの国歌が演奏される場合があり、そしてドライバーの国旗が彼らの頭上に掲げられる。 トロフィー授与の後、互いのドライバーや眼下から見ているチームメイトたちにシャンパンをかけ合う。この伝統は、1967年のル・マン24時間レースのときにダン・ガーニーによって始められた。 レース中に死亡または重大な事故が発生した場合は、ドライバーたちは通常、シャンパンをかけ合うことを控えている。 ドライバーが上位3人に残るかどうかを表す「表彰台を得る」、「表彰台を逃す」または英語で「ポディアムフィニッシュ」などの表現がメディアでの共通の用語となっている。 アメリカ合衆国のストックカーレース最高峰であるNASCAR(ナスカー)スプリントカップ・シリーズでは、各戦またはシーズン成績に表彰台を使わない。その代わり、勝利を得たドライバーとチームは「ビクトリーレーン」で祝い、そして5位以内と10位以内がシーズン成績に認められる。 IRLインディカー・シリーズは、インディ500またはボンバルディア・リアジェット550では表彰台を使わない。テキサス・モーター・スピードウェイ支配人のエディ・ゴセージは、ビクトリーレーンがレースの勝者のために確保されていなければならないと述べ、インディ500は勝利を得たドライバーとチームをビクトリーレーンで祝わせるのが長い伝統となっている。しかし、シリーズは特にロードコース戦などの他の全てのレースでは表彰台を使用している。
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