ドライバーたち
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/15 05:23 UTC 版)
インディ500のフォーメーションラップにおいては、一種のセレモニーとして、ペースカーのドライバーを各界の著名人が務めている。 ドライバーの顔ぶれはバラエティに富んでおり、キャロル・シェルビー(1987年、1991年)、ジョニー・ラザフォード(1997年)といった、往年のアメリカ人名ドライバーが務めた例も多いが、元F1ドライバーのジャッキー・スチュワートが1979年にフォード・マスタングを駆っているほか、パイロットのチャック・イェーガー(1986年)、コメディアンのジェイ・レノ(1999年)、テレビの人気ドラマERに出演中だった俳優アンソニー・エドワーズ(2000年)、俳優のモーガン・フリーマン(2004年)、同年にアメリカ合衆国の国務長官を退任したコリン・パウエル(2005年)、前年にツール・ド・フランス7連覇(ただし後にドーピング疑惑で記録抹消)を達成して引退したランス・アームストロング(2006年)など、その時々で話題を集めていた人物が務めていることも少なくない。 初期においては、自動車会社の首脳がペースカーのドライバーを務めた例も多く、シボレー創業者のルイ・シボレー(1926年)、時のフォード社長エドセル・フォード(1932年)、ヘンリー・フォード2世(1947年)らがステアリングを握っている。近年でもゼネラルモーターズ社の重役ボブ・ラッツ(1996年)がペースカードライバーとなった例がある。100周年を迎えた2011年のレースでは最多優勝記録を持つA.J.フォイトが運転した。 インディカー・シリーズの通常の期間においては、一貫してジョニー・ラザフォードがペースカーのドライバーを務めている。 2016年にはサラ・フィッシャーがシリーズのペースカードライバーを務める。
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