モンテ・クリスト伯
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/16 09:45 UTC 版)
『モンテ・クリスト伯』(モンテ・クリストはく、仏: Le Comte de Monte-Cristo)は、アレクサンドル・デュマ・ペールによる小説[1]。1844年から1846年にかけて連載・刊行された。
注釈
- ^ 例えば、エドモン・ダンテスは「團友太郎」(だんともたろう)、モンテ・クリスト伯爵は「巌窟島伯爵」(いわやじまはくしゃく)、ファリア神父は「梁谷法師」(はりやほうし)、モレル商会の船・ファラオン号は「森江商会」(もりえしょうかい)の「巴丸」(ともえまる)、などと巧みに名称を変更している。
- ^ なお、乱歩版『白髪鬼』は序盤で生きながら埋葬され、地下墓所に閉じ込められた主人公が閉じ込められた自分を牢屋に入れられたダンテスに重ね『岩窟王』の名前を挙げる場面があるほか、「購入した屋敷の庭から嬰児の遺骨が見つかった、きっと表ざたにできない子供だったのだろう」と主人公が復讐対象の男女(不義関係にある)を脅す場面がある(『ヴェンデッタ』の原作・涙香翻案版には該当シーンはないが、『モンテ・クリスト伯』ではモンテ・クリスト伯爵が「最近買った屋敷の庭から~」とヴィルフォール達を脅すシーンあり)。
出典
- ^ “凰稀かなめ主演 音楽劇『モンテ・クリスト伯』~黒き将軍とカトリーヌ~ いよいよ8月16日開幕!”. シアターテイメントNEWS (2020年7月26日). 2021年1月14日閲覧。
- ^ “モンテ・クリスト伯とは”. コトバンク. 2018年9月19日閲覧。
- ^ 宮川朗子「アレクサンドル・デュマ『モンテ=クリスト伯』における再生 : ヴィルフォール夫人による連続毒殺をめぐるエピソードから」『松澤和宏教授退職記念論集』、松澤和宏教授退職記念論集実行委員会、名古屋大学文学部・人文学研究科フランス語フランス文学研究室、2019年11月、 57-71頁、 ISSN 2435-0141、2022年7月17日閲覧。
- ^ モンテ・クリスト伯公演ページ
- ^ “星組公演『モンテ・クリスト伯』『Gran Cantante(グラン カンタンテ)!!』宝塚歌劇公式ホームページ” (日本語). 宝塚歌劇. 2023年1月16日閲覧。
- ^ ※9月13日~18日の公演は中止
- ^ ミュージカル『モンテ・クリスト伯』ワイルドホーンのページ
- ^ “アニメ「巌窟王」舞台化!キャストに橋本祥平・谷口賢志・前嶋曜、前田真宏らコメントも”. コミックナタリー (ナターシャ). (2019年8月2日) 2019年8月17日閲覧。
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