モンテ・クリスト伯_(映画)とは? わかりやすく解説

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モンテ・クリスト伯 (映画)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/01 15:17 UTC 版)

モンテ・クリスト伯
The Count of Monte Cristo
監督 ケヴィン・レイノルズ
脚本 ジェイ・ウォルパート
原作 アレクサンドル・デュマ・ペール
モンテ・クリスト伯
製作 ロジャー・バーンバウム
ゲーリー・バーバー
ジョナサン・グリックマン
製作総指揮 クリス・ブリガム
出演者 ジム・カヴィーゼル
ガイ・ピアース
リチャード・ハリス
ジェームズ・フレイン
ダグマーラ・ドミンスク
ルイス・ガスマン
音楽 エド・シェアマー
撮影 アンドリュー・ダン
ティム・ウースター
編集 クリストファー・ウォマック
スティーヴン・セメル
製作会社 タッチストーン・ピクチャーズ
スパイグラス・エンターテインメント
配給 ブエナ・ビスタ・ピクチャーズ
東宝東和
公開 2002年1月23日
2002年4月19日
2002年11月2日
上映時間 131分
製作国 イギリス
アイルランド
アメリカ合衆国
言語 英語
製作費 $35,000,000[1]
興行収入 $54,234,062[1]
$75,395,048[1]
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モンテ・クリスト伯』(モンテ・クリストはく、原題:The Count of Monte Cristo)は、2002年イギリスアイルランドアメリカ製作の映画である。原作はアレクサンドル・デュマ・ペールの『モンテ・クリスト伯』。ただし、ストーリーや人物設定などに大幅な変更や脚色がある。

ストーリー

マルセイユの一等航海士エドモン・ダンテスは、船長の病のためナポレオン・ボナパルトの流刑地エルバ島に立ち寄る。そこでナポレオンから、「私的な手紙」を「友人」のクラリオンという人物に届けて欲しいと依頼され、エドモンは承諾した。

帰港後、手柄を認められて船長に昇格し、また恋人メルセデスとの結婚の準備を進め、幸せの絶頂にあったエドモンだったが、メルセデスとの結婚式の最中、突然わけもわからず逮捕されてしまう。罪は反逆罪。エドモンの出世を妬む会計ダングラールと、エドモンの幸せを妬む航海士のフェルナン・モンデーゴが、ナポレオンの手紙のことを密告したのだ。そして、その手紙とは私的な手紙などではなく、ほかならぬエルバ島脱出計画の密書だったのだ。取調べで検事代理のヴィルフォールは、エドモンが無学で手紙が読めず、正直者だと知り、無罪放免するかに見えた。しかし、宛先がクラリオン氏と知ると態度を一変させ、手紙を燃やした上で、エドモンをイフ城に投獄した。実は、このクラリオンこそヴィルフォールの父であり、ヴィルフォールは自らの保身のために証拠隠滅を謀ったのだ。

こうして全てを奪われ、イフ城で無益な時間を過ごしていたエドモンだったが、ある時、トンネルを掘って脱獄を企てるファリア司祭に出会った。そして、エドモンはトンネル作りを手伝い、その合間に神父から様々な学問や剣術を学ぶこととなった。トンネルは開通間近になって崩れ、その下敷きになった司祭は死んでしまうが、いまわの際にモンテ・クリスト島に眠る財産のありかをエドモンに言い残した。エドモンは、神父の死体と入れ替わり、自分を陥れた者たちへの復讐を胸に、脱獄に成功する。投獄されてから14年もの月日が流れていた。密貿易商人としばらく行動を共にした後、モンテクリスト島の莫大な財産を手に入れて、屋敷を買い、「モンテ・クリスト伯」を名乗り、社交界に華々しくデビューしたエドモン。エドモンの復讐の計画が幕を開けた……。

キャスト

役名 俳優 日本語吹替
エドモン・ダンテス / モンテ・クリスト伯 ジム・カヴィーゼル 大塚明夫
フェルナン・モンデーゴ ガイ・ピアース 森田順平
メルセデス ダグマーラ・ドミンスク 田中敦子
ファリア司祭 リチャード・ハリス 大木民夫
ヤコボ ルイス・ガスマン 楠見尚己
J・F・ヴィルフォール ジェームズ・フレイン 真殿光昭
クラリオン・ヴィルフォール フレディ・ジョーンズ 穂積隆信
ダンテスの父 バリー・キャシン 北村弘一
ルイジ・ヴァンパ J・B・ブランク 樫井笙人
モレール パトリック・ゴッドフリー 塚田正昭
ナポレオン・ボナパルト アレックス・ノートン 星野充昭
アーマンド・ドルレアック マイケル・ウィンコット
アルベール・モンデーゴ ヘンリー・カヴィル

脚注

  1. ^ a b c The Count of Monte Cristo (2002)”. Box Office Mojo. 2010年2月5日閲覧。

外部リンク


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