メディア展開について
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「ヒュッケバイン」の記事における「メディア展開について」の解説
2006年末に、各メディアからヒュッケバインシリーズの機体の姿が消える事態が発生した。権利関係における公式なコメントは出されないまま、理由は後年でも不明となっている。 2006年10月に放送開始の、『OG1』をアニメ化した作品である『DW』にヒュッケバインシリーズの機体が一切登場しない。機動実験失敗のシーンは描かれているが、ヒュッケバインであることに触れられておらず、画面上でも確認できないようになっている。第2話終了後の次回予告ではヒュッケバインとは別の機体が該当シーンに映し出されているが、第3話放送時の該当シーンではヒュッケバインと同じ姿の機体に差し替えられている。 「月刊コミック電撃大王」2007年1月号掲載の漫画版では「ヒュッケバイン」という名前は使われないものの、機動実験失敗のシーンでヒュッケバインであることが確認できるように描かれている。 サイドストーリーの『Record of ATX』では、アルトアイゼンと次期量産機の座を争う機体として、ヒュッケバインMk-IIと開発者のカーク・ハミルが、共に目の部分に黒線が引かれた状態で描かれている。また、アーマリオン開発の際にはヒュッケバインの試作スラスターを使うことが言及され、「PTX-008」と記されたパーツが描かれている。 「ゲーマガ」2007年6月号(4月28日発売)掲載の『SECRET HANGAR』では、ヒュッケバインMk-IIトロンベのイラストが掲載された。しかし、2年後の2009年6月15日に発売された単行本では、ヴァルシオンのイラストに差し替えられている[要ページ番号]。 2007年6月28日発売の『OGs』ではゲーム本編には登場しているが、それ以外のメディアで以下の事例が発生した。発売直前に公式HPのブログ担当者が、ヒュッケバインが出ることをブログの文章を縦読みさせることで示唆した。 予約特典の設定資料集には、ヒュッケバインシリーズの情報が一切記載されていない。ライディース・F・ブランシュタインやART-1、アーマリオンの項目では、それぞれヒュッケバインに関わる記述があるが、アーマリオンの項目を除いてヒュッケバインの名前は使用されず、形式番号(RTX-008R、RTX-011)で記載されている。また、「電撃スパロボ!」から再録された巻末の「パーソナルトルーパー開発史」にはビルトシュバイン開発までが掲載されており、その後のヒュッケバイン開発は掲載されていない。『OG外伝』の予約特典資料集でもこれらは未収録となっており、派生機のベルゲルミルが掲載されたが、元となった機体については形式番号のRPT-010と記載されている。 メディアワークスから発売された攻略本『スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS ザ・コンプリートガイド』には、「電撃ホビーマガジン」から再録されたフィギュアの写真が掲載されているが、ヒュッケバインシリーズのフィギュアの写真は収録されていない。 ソフトバンククリエイティブから発売された攻略本『スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENETATIONS パーフェクトガイド』には、味方機体のデータ欄に設定資料のイラスト(色替え機体を除く)が掲載されているが、ヒュッケバインシリーズは全ての機体がゲーム画面の写真となっている。 『OG2』のアニメ化作品である『OGIN』には、『OG2』でヒュッケバインMk-IIに搭乗していたブリットの搭乗機としてアニメオリジナルの量産型ビルトシュバインが設定され、登場した。 同じく『OGIN』において、リョウトが「軍上層部の意向でMk-IIIの開発が中止された」と発言。第8話ではヒュッケバイン系の機体が登場するが名称は「エクスバイン」で、頭部形状も異なる。エクスバインの公式解説や、「ネタバレ!?インスペクター」第8話分の解説では、『DW』や『OGIN』には登場していないヒュッケバイン009やMk-II、Mk-IIIについても言及されている。型式番号でしかヒュッケバインシリーズに触れられていなかった時期に比べ、同シリーズの表現が緩くなっている。 第24話ではメキボスがエクスバインのことを指して「その機体の元になったヒュッケバインには…」と、ヒュッケバインの名前を出している。 『OGIN』においてもヒュッケバインMk-IIIは極秘裏に完成しているが、作中には頭部や肩部をガーリオンのものに変更した「ガーバインMk-III / トロンベ」として登場した。 『第2次OG』にてヒュッケバイン、ヒュッケバインMk-II、ヒュッケバインMk-IIIはオーバーホール中にガリルナガンの襲撃を受け、破壊されてしまう(ゲーム中で修復されることはなく、自軍での使用はできない)。その代替の機体として、アッシュとエグゼクスバインが登場した。 『V』ではニコラ・ヴィルヘルム研究所が開発したという設定や、『第4次/S』と同じ水色の機体色で登場。
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