メイド・イン・ヘヴン
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メイド・イン・ヘヴン(英語: Made in heaven)とは英語の成句で「天で作られた」、つまり「完璧に近い状態」「理想的なものである」ことを示す。[1]派生として、以下のものを指すことがある。
音楽
- MADE IN HEAVEN (杉真理のアルバム) - 1991年の杉真理のアルバム。
- made in HEAVEN - 1992年のToshlの楽曲。
- メイド・イン・ヘヴン (クイーンのアルバム) - 1995年のクイーンのアルバム。
- メイド・イン・ヘヴン (フレディ・マーキュリーの曲) - フレディ・マーキュリーのソロ楽曲で、のちに上記アルバムにも収録された。
- Chirolyn/ Made in Heaven - CHIROLYNの2017年のアルバム。
その他
- MAID iN HEAVEN 〜愛という名の欲望〜 - 1998年に発表された18禁ゲーム。
- メイド・イン・ヘブン (1987年の映画) - アラン・ルドルフ監督の映画。
- メイド・イン・ヘブン - 『ジョジョの奇妙な冒険』に登場するエンリコ・プッチのスタンド。
- MADE IN HEAVEN (桜井亜美の小説)- 桜井亜美の2001年の小説、2003年に漫画化。
- メイド・イン・ヘヴン (2021年の映画) - 2021年の日本映画。丹野雅仁監督。
- ^ Made in heavenを「天の配剤」と訳す流れもあるが、英語圏での「Heaven」は(皮肉で使う場合を除き)とても良い場所を意味するので、天の配剤の持つ「善行には善果、悪行には罰」の“悪行には罰”の意味が合わない。
メイド・イン・ヘブン
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「エンリコ・プッチ」の記事における「メイド・イン・ヘブン」の解説
【破壊力 - B / スピード - 可能性は無限大 / 射程距離 - C / 持続力 - A / 精密動作性 - C / 成長性 - A】(単行本17巻、JOJOVELLER) 最終決戦において、プッチが「重力を最も軽減できる位置」に到達したことで、C-MOONがさらなる進化を遂げた状態。プッチのスタンドの完成形であり、「天国へ行く方法」実現の鍵。 それまでのプッチのスタンドとはヴィジョンが全く異なる。前半身しか無い馬から人の上半身が生えたような姿をしており、顔の中心や手の甲には能力を象徴するかのように時計(あるいは計器)のマークが描かれている。 時間の流れを加速させる能力を持つ。プッチ以外のあらゆる生物は時間の加速についていけず、傍目から見るとプッチや物体が高速で移動しているように見える。スタンド自体のスペックは平凡だが、時間を加速して相対的にスピードが増し、恐るべき攻撃力を生む。あくまでプッチの身体能力がベースで、相対的に速くなるだけ。時間に影響を与える能力を得たためか、本体であるエンリコはこの能力の発現前後から「静止時間」を認識できるようになった。 発動させるだけで、比喩ぬきに世界が滅ぶ。車やボールなども凄まじいスピードになるため、運転手は事故を起こし、冷凍庫に入った人間は一瞬にして凍死してしまう。時間そのものを速くしているため、時計は正確に(=超高速で)動く。日の出・日没などの天体運動も加速する。時の加速に伴い、あらゆる非生物はとてつもない勢いで劣化し崩れ去る。生物は影響を受けないが、衣服や体内に埋め込んでる物も例外ではなく、死亡すれば遺体は瞬く間に腐敗し朽ち果てる。 敵である徐倫たちからすれば、時間加速は手に負えない強さだったが、プッチが言った通り、真価は強さではなく目的にある。 プッチの目的は、時間を無限大に加速させ続けることで宇宙を「一巡」させることにある。「宇宙の一巡」によって、全ての生物は「これから先の未来において、いつ何が自分の身に起こるか」=「運命」を体験することになる。こうして運命を魂に刻んだうえで、2011年から次の宇宙の2011年に至らせること。「運命」を知っても、それを変えることはできない(多少の誤差はあっても「運命」通りに履行される)。唯一、プッチのみが、自他の運命に干渉することができる。 スタンド名は雑誌掲載時には「天国への階段(てんごくへのかいだん、STAIRWAY TO HEAVEN)」であったが、単行本では変更されている。北米版では、"Maiden Heaven"(メイデン・ヘブン)と改名されている。 デザインのイメージはケンタウルスであり、神話的でありながらメカニカルな要素も取り入れている。また、全身に時計が配置されているのは「時を加速する」という理由から。 単行本17巻掲載のスタンドデータでは、時間の加速の原理について「詳しい原理はここでは計り知れないが、地球や月や全宇宙の重力を利用して、時間を少しずつ加速していっているようだ」と説明されている。
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