マーサー・ヒューマン・リソース・コンサルティング
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/09/17 05:12 UTC 版)
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種類 | LLC |
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本社所在地 | アメリカ合衆国ニューヨーク |
設立 | 1975年 |
業種 | サービス業 |
従業員数 | 25000 |
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 | 東京都港区赤坂9丁目7番1号 ミッドタウン・タワー |
設立 | 1978年2月 |
業種 | サービス業 |
関係する人物 | 代表取締役社長 草鹿泰士 鴨居達哉(元 代表取締役社長) 堀江徹(元 代表取締役社長) 大滝令嗣(元 会長 兼 アジア代表) |
マーサー(Mercer Ltd.)は、ニューヨークを本拠地とし、世界130ヵ国にわたるグローバルネットワークに、25,000名以上のスタッフを擁する世界最大の組織・人事マネジメント・コンサルティング会社。
アメリカ大手保険グループであるマーシュ・アンド・マクレナングループに属し、日本法人は1978年に設立。
アメリカにおいては主に経営戦略コンサルティングを行うマーサー・マネジメント・コンサルティング、組織変革コンサルティングを行うマーサー・デルタ・コンサルティング、人事コンサルティングを行うマーサー・ヒューマン・リソース・コンサルティングとブランドが分かれていたが、2007年以降、マーサー・オリバー・ワイマンがマーサーマネジメントコンサルティングおよびマーサーデルタと合併し、オリバー・ワイマンとなり、マーサー・ヒューマン・リソース・コンサルティングはマーサーのブランド名となった。
日本においては、50年近くにわたる豊富な経験をもとに、あらゆる業種の企業・公共団体に対し、組織改革、人事制度構築、福利厚生・退職給付制度構築、M&Aアドバイザリーサービスに加え、年金数理、年金資産運用、給与データサービスまでに及ぶ組織・人事マネジメント全般に関し、日本で数少ないフルラインのコンサルティング・サービスを行っている。
人事制度に関しては、職責の大きさに応じてポイントをつけ、給与水準や職位に連動させるInternational Position Evaluation Systemという仕組みを使った人事制度策定を得意としている。また、コンピテンシーを日本企業に他社に先駆けて導入したことでも知られる。
2002年に株式会社ウィリアム・エム・マーサーよりマーサー・ヒューマン・リソース・コンサルティングに社名変更し、2007年に現在のマーサーに社名変更。
受賞歴
- Vault 2025年ランキング:アジア太平洋地域 Human Resources コンサルティング部門 第一位
- マーサーが27.55% の票を獲得し、2024年に続き 1位を維持。従業員の健康、福利厚生、キャリア開発など、変化する労働力のニーズに応えるアドバイスと、テクノロジー駆使のソリューション提供で高評価を得た。
- 最良のHRテクノロジー総合ソリューション
- マーサーの「給与透明性対応チェックリスト」が、組織が給与透明性の複雑さを乗り越えるための包括的なソリューションを提供した功績により、2025年HR Tech Awardの受賞者として発表された。
- 世界で最も優れた経営コンサルティングファーム
- マーサーはフォーブス誌の「2024年世界で最も優れた経営コンサルティング会社」の1社に選ばれた。
- 2024年アメリカのベスト・マネジメント・コンサルティング・ファーム
- マーサーは、フォーブス誌の「2024年アメリカで最も優れた経営コンサルティング会社」の1社として3度目の受賞を果たした。
- トップ25 M&A リーダー
- マーサーのM&Aアドバイザリー・サービス、グローバル&米国・カナダ・リーダーのJeff Blackは、2024年のM&Aコンサルタントおよびリーダー・トップ25の4位にランクインしてる。
- ナレッジマネジメントの卓越性
- 2024年、マーサーはAPQCナレッジ・マネジメントの優秀企業として表彰された。
- Vaultのコンサルティングファームランキングで10年連続トップ
- Vaultの人事コンサルティングファームランキングは常に上位であり、過去には10年連続No.1に輝やいた。
マーサー出身の人物
- 大滝令嗣 - 日本法人代表取締役会長兼アジア地域代表などを経て、早稲田大学大学院経営管理研究科教授。元シンガポール経済開発庁ボードメンバー。
- 堀江徹 - 早稲田大学大学院経営管理研究科教授。マーサーでは在中国日本企業部ヘッド、マーサータイランド社長を歴任。Aonでは日本法人代表取締役、EYではHC部門統括パートナー兼人事本部長を歴任。
- 鴨居達哉- アビームコンサルティング株式会社代表取締役社長。元マーサージャパン株式会社代表取締役社長兼マーサーファー・イースト地域代表。公益社団法人経済同友会幹事。
- 古森剛 -元マーサージャパン株式会社代表取締役社長兼マーサーファー・イースト地域代表。CORESCO代表取締役、一般社団法人はなそう基金代表理事。
兄弟会社
- マーシュ (Marsh): 世界最大の保険ブローカー
- オリバー・ワイマン (Oliver Wyman):世界有数の戦略コンサルティング会社
- ガイ・カーペンター (Guy Carpenter): 世界有数の再保険ブローカー
外部リンク
- Mercer, LLC(アメリカ法人)
- マーサー(日本法人)
マーサー・ヒューマン・リソース・コンサルティング
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/01 03:17 UTC 版)
「世界で最も居住に適した都市」の記事における「マーサー・ヒューマン・リソース・コンサルティング」の解説
Mercer's Quality of Living Survey 2009 都市名国名数値1 ウィーン オーストリア 108.6 2 チューリッヒ スイス 108 3 ジュネーヴ スイス 107.9 4 バンクーバー カナダ 107.4 オークランド ニュージーランド 107.4 6 デュッセルドルフ ドイツ 107.2 7 ミュンヘン ドイツ 107 8 フランクフルト ドイツ 106.8 9 ベルン スイス 106.5 10 シドニー オーストラリア 106.3 詳細はクオリティ・オブ・リビングによる都市順リストを参照 マーサー・ヒューマン・リソース・コンサルティングによる調査は215の都市を39の指標に基づいて数値を算出している。ニューヨークに基準値100 が与えられ、それと比較する形で他の都市の数値が決定する。 このような調査は企業が海外に進出する際にどこにオフィスや工場を設けるかなどの指標として有効である。 2008年度の調査において上位10都市以外ではアメリカ合衆国のホノルルが28位に、シンガポールが28位に、日本の東京都が35位に入っている。下位25カ国のうち18都市がアフリカの国であったが、前年と比べると南アジア(主にインド)、東アジア(主に中国)、中東、東欧は明らかに評価が改善している。下位5都市はチャドのンジャメナ(211位)、スーダンのハルツーム(212位)、コンゴのブラザヴィル(213位)、中央アフリカのバンギ(214位)、 イラクのバグダード(215位)である。 なお「個人の安全」という観点からも調査結果を発表しており、上位5都市はルクセンブルク、ベルン、ジュネーヴ、ヘルシンキ、チューリッヒであった。 また「インフラストラクチャー」の観点では上位5都市はシンガポール、ミュンヘン、コペンハーゲン、つくば市、横浜市であった。 2007年度の調査ではチューリッヒ(108.0ポイント)、バンクーバーとウィーン(107.7ポイント)、オークランド(107.3ポイント)、デュッセルドルフ(107.2ポイント)が上位5都市であった。全体としてはスイス、ドイツ、オーストラリア、ニュージーランド、カナダの都市が高い評価を受けている。特にオーストラリアの主要都市はシドニーが9位、メルボルンが17位、パースが21位、アデレードが30位、ブリスベンが31位と目立って評価が高かった。ニュージーランドは首都のウェリントンが12位、最大の都市のオークランドが4位となりカナダからはバンクーバーが4位、トロントが13位、オタワが18位、モントリオールが22位、カルガリーが24位となっている。アメリカ合衆国からはホノルルが27位、サンフランシスコが29位に入った。 ウィーン - オーストリア チューリッヒ - スイス バンクーバー - カナダ オークランド - ニュージーランド デュッセルドルフ - ドイツ
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