マイクロン伝説以降のシリーズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 08:55 UTC 版)
「プライマス (トランスフォーマー)」の記事における「マイクロン伝説以降のシリーズ」の解説
『スーパーリンク』ではプライマスはエネルゴンの集合体のような姿でセイバートロン星の奥深くに存在している。『マイクロン伝説』での戦争後、平和になったセイバートロン星に到来した地球人の少年、キッカーにより発見された。彼にエネルゴン探知能力を与え、サイバトロンにはスーパーリンク(合体)能力を与えている。本作での戦争勃発後は、戦死した守衛ウイングダガーを新戦士ウイングセイバーとして再生させ、他のサイバトロン戦士のパワーアップや、オメガコンボイの巨大化にも関わっている。力を使いすぎて休眠状態になったプライマスは、オムニコン達によるスーパーエネルゴンの注入で覚醒。そして、スーパーエネルゴンと一体化してユニクロンの残滓を太陽に変えた。 『ギャラクシーフォース』にて遂に第32話からその姿を現し、トランスフォーマーの創造神である彼はセイバートロン星そのものでもあった。彼はその力をプラネットフォースとして分割し、宇宙に隠していた。武器は背中の2連レーザーのプラネットキャノン、両腕に装備しているブライトネスショット、両足から展開するフォースブースター。一人称は「私」。彼の復活のためにはその力を呼び出す四つのプラネットフォース(初起動時はプラネットフォース三つだけの不完全な復活だった)が必要であった。トランスフォームし、その巨躯を現してからは、グランドブラックホールの拡散を防ぎ、第33話及び第38話で襲い掛かってきたスーパースタースクリーム(スタースクリームの強化形態)と戦っている。当初はホップを通じてしか会話が出来なかったが(海外版ではジョルト(ホップの英名)役のブライアン・ドラモンドとマイケル・ドノヴァンが一緒に担当している)、プラネットフォースの力で復活した。そして第50話で四つのプラネットフォースの力で完全起動した時は4つの戦艦を合体させた超戦艦ノアでグランドブラックホールを消滅させた。その後はセイバートロン星の姿に戻り、プラネットフォースの力で有機物と無機物がバランス良く一体となり、地球に近い美しい惑星となった。 フォースチップを腕部にイグニッションする事で、「ブライトネスショット」(第38話で発動)を展開する。必殺技はプラネットキャノン、ブライトネスショット、フォースブースターを一斉掃射し、惑星や大艦隊を一撃で消滅させる「マキシマム・ビッグバン」と腕から発生させたエネルギーで月を牽引して鎖鉄球のような状態にして振り回して先端の月を相手に叩きつける「ムーンアタック」(第38話で使用し、コビーが即興で付けた技名になっている)。 終了後のジャンクションでは第50話で担当した。 漫画版では最終話である第9話で登場。特に目立った活躍は無かった。 玩具は放送終了後に発売された。創造主に相応しくナンバーは「00」、パッケージも初代TFを意識したデザインとなっている。海外初期出荷分にはユニクロンの傷ついた頭部が付属し、これは国内ではe-HOBBY SHOP限定発売となっている。ここでは超巨大スペースシップにも変形できる。 データは全長・重量は共に不明になっている。 『ギャラクシーフォース』は海外版との設定が多少異なる。海外版では前作の続編となっており、ユニクロンとプライマスが共同して生み出したエネルゴンの太陽は、メガトロン(マスターメガトロン)がユニクロンの力を吸収したことでバランスが崩れブラックホールに変化し、プライマスはサイバトロン星(セイバートロン星)に戻ったという設定である。 スーパーリンク、ギャラクシーフォース両作品共に玄田哲章(『ギャラクシーフォース』では第39話から担当)、英語版は『ENERGON』ではロン・ヘイルダー、『CYBERTRON』ではマイケル・ドノヴァンが演じる。
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