ポーを題材にしたフィクション
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「エドガー・アラン・ポー」の記事における「ポーを題材にしたフィクション」の解説
ジョン・ディクスン・カー 『帽子収集狂事件』 1933年 (創元推理文庫 2011年) - 「マッド・ハッター」(いかれ帽子屋)による連続帽子盗難事件とポーの未発表原稿盗難事件、これらを結び付ける殺人事件を描いたミステリ作品。 ジョン・ディクスン・カー 「ウィリアム・ウィルソンの職業」 1944年 (『カー短編全集3/パリから来た紳士』 創元推理文庫 1974年所収) - ウィリアム・アンド・ウィルヘルミナ・ウィルソン商会における人間消失事件と、ポーの作品名に由来してウィリアム・ウィルソンを名乗る人物の謎を描いたミステリ短編作品。 ジョン・ディクスン・カー 「パリから来た紳士」 1950年 (『カー短編全集3/パリから来た紳士』 創元推理文庫 1974年所収) - 遺言書消失事件を描いたミステリ短編作品で、ポー本人が登場する。 平石貴樹『だれもがポオを愛していた』 集英社 1985年 - 「アッシャー家の崩壊」的設定のミステリで、ポーへのオマージュ作品。 ルーディ・ラッカー『空洞地球』 早川書房 1991年 - 「ナンタケット島出身のアーサー・ゴードン・ピムの物語」の続編的作品。「地球内部が空洞である」架空の世界を設定し、その世界をポーが旅するSF小説。 笠井潔『群衆の悪魔―デュパン第四の事件』 講談社 1996年 - 二月革命直前のパリでのデュパンの活躍を描いたミステリ作品。 ウィリアム・ヒョーツバーグ『ポーをめぐる殺人』 扶桑社 1998年 - 1920年代のアメリカを舞台に、次々と起るポーの作品的な殺人事件をめぐり、奇術師フーディニ、作家コナン・ドイル、そしてポーの幽霊まで登場するミステリ作品。 ジャスパー・フォード『文学刑事サーズデイ・ネクスト2 さらば、大鴉』 ソニーマガジンズ 2004年 - 『大鴉』の中に閉じ込められた人物を「文学刑事」が追い求める。 芦辺拓 「百六十年の密室 - 新・モルグ街の殺人」 (『名探偵博覧会I/真説ルパン対ホームズ』 創元推理文庫 2005年所収) - 「モルグ街の殺人」の犯人は濡れ衣で真犯人は別にいると、森江春策が推理するミステリ短編作品。 アリス・キンバリー 『幽霊探偵とポーの呪い』講談社 2007年 - 同作者による「ミステリー書店」シリーズ3作目。ポー全集に隠された暗号を探るミステリ作品。 F・F・コッポラ監督『Virginia/ヴァージニア』- 2011年アメリカ映画。主人公がポーに誘導されるシーンがある。 『推理作家ポー 最期の5日間』 - 2012年のアメリカ映画である。ポー役は、ジョン・キューザックである。 『ザ・フォロイング』- エドガー・アラン・ポーを心酔する殺人鬼のテレビドラマ。ポーの作品が引用される。
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