だれもがポオを愛していた
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だれもがポオを愛していた | ||
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著者 | 平石貴樹 | |
イラスト | 鈴木秀ヲ、柳川貴代 | |
発行日 | 1985年 | |
発行元 | 集英社 | |
ジャンル | 長編小説、ミステリ | |
国 | ![]() |
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言語 | 日本語 | |
形態 | 文学作品 | |
ページ数 | 270 | |
コード | ISBN 4-08-775074-4 ISBN 978-4-488-42001-7(文庫判) |
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『だれもがポオを愛していた』は平石貴樹の長編小説で、1985年に集英社から刊行された。エドガー・アラン・ポーの終焉の地、アメリカのボルティモアを舞台にしている。
概要
ミステリで人気な読者への挑戦状を挿入していたり、アリバイ表などが入っている事で、ミステリファンを喜ばせている。創元推理文庫の解説は、作家の有栖川有栖が書いている[1]。
あらすじ
米国、ボルティモア郊外で、日系人兄弟の住む館が爆破され、沼の中に消え去った。テレビ局にかかってきた予告電話のとおり、エドガー・アラン・ポーの作品を見立てた事件が次々と発生する。その事件をニッキ・サラシーナとナゲット・マクドナルドが解決する話。
ポオの作品と関連する所
主な登場人物
- ナゲット・マクドナルド:本編の語り手
- S・W・**教授:本編の翻訳者
- サラシーナ(更科):外交官
- ニッキ・サラシーナ(更科丹希):その娘
- エイブ・アシヤ:実業家 日系2世
- テッド・アシヤ:エイブの弟
- エリナ・アシヤ:テッドの妻
- ロバート・アシヤ:デットとエリナの息子
- メアリアン・アシヤ:ロバートの妹
- ケンイチ(ケニチ)・アシヤ:エイブの従弟の息子
- ジョージ・ワシド:アシヤ屋敷の執事
- マーサ・ワシド:ジョージの妻
- エイナル・T・ホール:家政婦
- マリー・トッド:エイブと離婚した女性
- チェリー・ワシド:ワシド夫妻の娘
- リンディ・ジョンソン:チェリーの恋人
- ティット:リンディのガールフレンド
- ペッパー博士:嘱託医
- A・ジャクソン:ゴルフ・クラブの経営者
- ジミー・カダ:弁護士
- ジョン・タイラ:医師
- ジャクリーン・カネダ:骨董商
- ジューシー・レイビア:その店員
- カルヴィン・クリヂ:骨董商
- ポール:新聞記者
- ジョン・ハリスン:カメラマン
- サキット・グッド:ジャクリーンのパトロン
- センゴク:東京の美術商
- ケロッグ警視:捜査官
- ナビスコ:捜査官
- ロン:捜査官
- ヤース:捜査官
- ベディ・クロッカー:捜査官
- バドワイザー:捜査官
- キャンベル:捜査官
- マコーミック:捜査官
- ハインツ:捜査官
出典
- ^ “だれもがポオを愛していた - 平石貴樹”. 東京創元社. 2025年7月4日閲覧。
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