プレプレ2
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「PlayStation CLUB」の記事における「プレプレ2」の解説
PlayStation CLUBの第二期サービスが開始され、『プレプレ』はPS2用DVD-ROMによる『プレプレ2』となった。サービス本格開始前の2001年2月には、旧会員などへ向け「プレプレ2 VOLUME 0 準備号」(メニュー構成など正式創刊号とは別物で、プレイアブルな体験版は収録されていなかった)が発行され、続く2001年4月に正式創刊号「VOLUME 1」が発行となった。以降年3回(4ヶ月に一度)の刊行ペースが続き、2004年12月の「プレプレ2 VOLUME 12」で最終号となった。『準備号』を含め全13巻。「VOLIME 1」から「9」までは、ソフトカタログ冊子『 プレイステーションINDEX 』が併せて発送された。 メニューデザインは『プレプレPLUS』のイメージを若干引き継ぎ、デザイン重視のものとなっているが、ポップな感じに仕上がっている。毎号コンセプトカラーが定められており、パッケージやメニュー画面など『プレプレ2』全体のビジュアルに大きく反映されていた。メニューデザインやレイアウト等は定期的に変更されたが、トータルで見れば一貫したスタイルを保っている。後期はタイトル画面がそのままコーナーメニューになっているというデザインだった。 主要コーナー 「Close Up」・「Special」 特集記事(インタビュー、イベントレポートなど映像コンテンツの場合が多かった。後期は「PSP」や「EyeToy」など新規デバイス特集も増えた) 「Demo Play」 体験版 「Demo Movie」 最新ゲームムービー 「Memory Bank」 セーブデータダウンロード 「CM Collection」 PS関連のCM映像集 「Information」・「Info」 事務局からのお知らせや「CERO」レーティングに関してなど 収録コンテンツの傾向 体験版の平均収録数は5-10タイトル前後。独自コンテンツはゲームクリエイターへのインタビュー、イベントの模様を収めたムービー、「CMコレクション」など。まれにDISC2として単一タイトルの体験版、「CMコレクション(単独版)」、「DVD-ROM版 プレイステーションINDEX」などが付属した。『プレプレ』本編内には会員参加型の企画なく、それらはクラブ第二期開始時に開設された専用Webページに移行する形となった。 クラブ第一期終盤における一巻当たりのボリュームの薄さは改善されたと言えるが、年間発行数が3回に減少したため総合的なボリュームで大きな変化はない。同時期には“PS2体験版DVD-ROM付き月刊誌”「電撃PS2」が存在し、発行回数の違いもあって、単純に体験版や最新情報目当てならば『電撃』側に分があった。それゆえ当時の『プレプレ2』を単体で評価した場合、さほど重要な存在であったとは言い難く、体験版を中心としたプレイアブルな“目玉”よりも、「CMコレクション」を始めとするSCE直系サービスならではの映像コンテンツにどれだけ価値を見出せるかが評価の分かれ目となった。
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