ブロック以外に当てるゲーム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/11 02:24 UTC 版)
「ブロックくずし」の記事における「ブロック以外に当てるゲーム」の解説
オリジナル作品は全てのブロックを当てるのがゲーム目的であったが、プログラミング技術や開発者の構想(アイデア)が契機でブロック以外を当てることを目的とするゲーム作品も制作販売された。 ジービー(ナムコ) ブロックの他にバンパーやスピナーといったピンボール的な得点要素が加わっている。翌年には『ボムビー』や、条件を満たすとモンスターが現れ、倒すと得点がもらえる等ボーナスキャラクターの増えた『キューティーQ』という続編も発表されている。 サーカス(Exidy) シーソーを操作してピエロを飛ばし、画面上部の風船に当てる。日本でも多数のコピーゲームが作られた。 PT麻雀(IPM) 画面上部をスクロールする牌にボールを当て、14牌揃えて役を作る、日本初のアーケード麻雀ビデオゲーム。類似のコンセプトを持つゲームに『ジャンボウ』(SNK)がある。 フィールドゴール(タイトー) アメリカンフットボールがモチーフで、ゴールの周囲を周っている選手(アメフトのヘルメット)を消し、ゴールに当てる。 ストレートフラッシュ(タイトー) 画面全体にトランプのマークや、トランプに関係したキャラクターが配置されている。5枚一組になっているトランプにボールを当てて表にするととボーナスが入る。 ピラミッド(三共) 『キャッスルテイク』のROM替えゲーム。画面上部にツタンカーメンをイメージしたライン画が描かれており、ボールをラインに当てることでスコアが加算される。ボールがラインの隙間に入るとバウンドして大量に得点が発生するので、当時としてはスコアがインフレ傾向にあった。ボールをターゲットに当てても消えないのでステージクリアの概念は無いが、ゲームが進むとラケット上部にピラミッド状の障害物が発生する。なお、三共はインベーダーブームを待つことなくゲーム業界から撤退した。 モンキーマジック(任天堂) ブロックを配置して猿の顔が描かれている。ネーミングはゴダイゴによる当時のヒット曲より。 プランプポップ(タイトー) 前述の『サーカス』のアルカノイド調リメイク。シーソーがトランポリンに変更、またトランポリンを持つキャラクターに当たり判定がつくなどのアレンジがされたため、『サーカス』に存在した手詰まり(ミスを回避不可能な状態)はなくなった。
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