ブレイクリー級水雷艇
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「アメリカ海軍魚雷艇一覧」の記事における「ブレイクリー級水雷艇」の解説
ブレイクリー (USS Blakely, TB-27)(英語版) 由来の人物は、米英戦争時にワスプ号船長を務め、英艦多数を拿捕したものの、ワスプ号の荒天遭難で消息不明となったジョンストン・ブラークレイ。 ジョージ・ローリー&サン社にて1900年11月22日進水、1904年12月27日就役、1919年3月8日退役。1920年3月10日売却。 デ・ロング (USS DeLong, TB-28)(英語版) 由来の人物は、1880年前後にジャネット号を用いて北極海探検に従事し、レナ川河口沖で遭難死したジョージ・W・デロング少佐。 ジョージ・ローリー&サン社にて1900年11月23日進水、1902年10月27日就役、1919年3月8日退役。1920年7月19日売却。 ニコルソン (USS Nicholson, TB-29)(英語版) 由来の人物は、独立戦争から南北戦争にかけて海軍将官・士官を輩出したニコルソン家の軍人、ジェームズ・サミュエル・ジョン三兄弟、ジョンの子ウィリアム、三兄弟の甥ジェームズの5人。 ルイス・ニクソン造船にて1901年9月23日進水、1905年1月10日就役、1909年3月3日除籍(退役日時不明)。のち標的として海没処分。 オブライエン (USS O'Brien, TB-30)(英語版) 由来の人物は、独立戦争中に英軍マーガレッタ号をマチャイアスから撃退したジェレマイア・オブライエンと4人の弟たち。 ルイス・ニクソン造船にて1900年9月24日進水、1905年7月15日就役、1909年3月3日除籍(退役日時不明)。1920年3月10日売却。 シューブリック (USS Shubrick, TB-31)(英語版) 由来の人物は、米英戦争から南北戦争まで従軍し、東インド艦隊やパラグアイ遠征隊司令官を拝命したウィリアム・シュブリック少将。 ウィリアム・R・トリッグ社にて1899年10月31日進水、1901年就役(日時不明)、1919年4月23日退役。のち標的として海没処分。 ストックトン (USS Stockton, TB-32)(英語版) 由来の人物は、米墨戦争時にカリフォルニア侵攻を担当し、沿岸の治安維持に従事したロバート・F・ストックトン代将。 ウィリアム・R・トリッグ社にて1899年12月27日進水、1901年3月14日就役、1913年11月14日除籍。1916年標的として海没処分。 ソーントン (USS Thornton, TB-33)(英語版) 由来の人物は、南北戦争時にハートフォード号に乗組み、ジャクソン砦・セントフィリップの戦いに参加したジェームズ・S・ソーントン大佐。 ウィリアム・R・トリッグ社にて1900年5月15日進水、1902年6月9日就役、1918年5月11日除籍。1920年8月売却。 ティンギー (USS Tingey, TB-34)(英語版) 由来の人物は、独立戦争と擬似戦争に従軍し、現役引退後は逝去までワシントン海軍造船所長を務めたトーマス・ティンギー代将。 コロンビアン鉄鋼船渠にて1901年3月26日進水、1904年1月7日就役、1919年1月30日退役。1920年3月10日売却。 ウィルクス (USS Wilkes, TB-35)(英語版) 由来の人物は、世界一周の調査遠征を行い、南北戦争初期にトレント号事件を起こしたチャールズ・ウィルクス代将。 ガスエンジン&パワー社にて1901年9月28日進水、1902年9月18日就役、1913年11月14日退役。1914年標的として海没処分。
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